【カナダ教育移住・親子留学】子どもが0-4歳児で留学するメリット・デメリットと保育園の見つけ方

こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にある留学エージェントで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。私たちはカナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクールなど)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。

引き続き多くのカナダ教育移住や親子留学についてのお問合せを頂きありがとうございます。海外教育移住についてはこの数年で一気にお問合せの数が増えた印象です、カナダの場合色んな形の親子留学が可能で一定の条件を満たすと子どもの現地校(小学校、中学校、高校)授業料や留学に関わる費用が完全に無料になることでカナダの人気は引き続き根強い印象です。

子どもは何歳で海外移住や留学するのが最適ですか?と聞かれますがこれはケースバイケースなので一概にお答えするのは難しいですが、海外移住を確実に考えている場合はご家族のご事情やご予算に合わせて渡航時期のご提案も行っております。今回はお連れになるお子様が0-4歳の場合に絞って、赤ちゃんや乳幼児の年齢でカナダに親子留学や教育移住する場合のメリットとデメリットをお話ししていきます。

0-4歳で留学するメリット3つ

【メリット①】海外生活に溶け込むのが早い
⁡0-4歳の赤ちゃんや小さなお子様の場合は、今までサポートしていて見ている中でも新しい場所への不安などはあってもそれが海外であることはあまり気にせず環境に馴染めやすい年齢という印象です。海外やカナダの異文化や新しいルールにも疑問を感じず溶け込むことが出来る年齢で大人より早く環境に馴染み日常生活から様々なことを吸収出来ると言われています。
【メリット②】ネイティブスピーカーの発音に近い英語習得
新しい言語は触れる始めの年齢が低ければ低いほどネイティブスピーカーに近い発音で身に付けることが可能と言われています。言語は文化と深い結び付きがあり幼い頃から両方に親しむことでこの時期にしか学べない方法でスピーディーな高い英語力の習得が見込めます。確かに私は10代後半でカナダに来てそれでも発音習得には有利だと言われましたが、一緒にカナダ移住してきた小学校高学年の弟は英語の発音だけ聞くとネイティブスピーカーにかなり近いのではないかと感じます。これがもっと幼い頃から来ていたらネイティブスピーカーと変わらない発音で英語の話し方も少し変わっていたのかもしれないと思います。
【メリット③】個性を大切にする海外教育で自己肯定感の高い子どもを育てる
カナダや海外らしい個性を尊重しのびのびと育てられる環境に小さい頃から身を置くことで子どもの人間形成にもプラスの効果が期待できます。自己肯定感が高く自分の意見や想いを大切に「自分らしく生きる」方法を自然に身に付けることが出来る年齢と言われており、多国籍国家のカナダで小さい頃から留学すると相手の違いを理解し一緒に共存するのが当たり前の感覚を身Tに受けることが出来ますね。否定されることなく自分を大切にルールに縛られな生き方に触れ、笑顔溢れる子どもに育って欲しい!親ならだれでもそう思いますね^^

0-4歳で留学するデメリット3つ

【デメリット①】未就学児の保育料が高い
カナダは基本的に5歳から無料の義務教育開始、0-4歳を保育園や幼稚園に預けると保育料や授業料がかなり高いいです。最近BC州は1日$10のデイケア拡大に力を入れていますがそれでも保育施設は足りず2.5歳未満の子どものフルタイム保育が月$1,200-1,800の場合もありこうなると海外移住の必要資金がグンと上がります。家族移住で保護者のどちらかが自宅で見ることが出来たり、フルタイムではなくカナダ留学中も赤ちゃんや小さいお子様はパートタイムの幼稚園でよい、ということであれば費用を抑えながら生活することが可能です。0-4歳の赤ちゃんや子どもでも留学するためのカナダビザは申請、更新可能ですよ。
【デメリット②】待機児童が多いカナダ
話を聞いていると日本より待機児童問題が深刻なカナダ、特にバンクーバー近郊など都市部はなかなか保育園やデイケアの枠が空かず園の雰囲気や教育方法よりとにかく空いたところに子どもを入れるのが優先という風潮です。最近も多く渡航されるケースの中で保護者1人&お子様という形が人気なのですが、この場合は親がカナダ留学中にフルタイム就学もしくは就労となると、カナダ留学開始や移住当初は赤ちゃんや小さい子どもの預け先問題が必ず出てきてしまいます。デイケアが見つからない間はナニーさん(ベビーシッター)さんを見つけたり他の家族にデイケアに空きが出るまで日本から同行してもらうご家族も多くなっております。
【デメリット③】日本語能力の維持が大変
海外に出る渡航年齢が低いほど日本語力の維持が難しい、と言われています。英語も日本語も中途半端になることがないよう海外に滞在する予定年数や日本に完全帰国するタイミング、最終の進学先をどこにするかや受験に関する希望などある程度留学前から子どもの人生の方向性や言語習得のプラニングをしておくことをお勧めしています。カナダ生まれの子どもでも、日本生まれで早めにカナダや海外に出た子どもも、真のバイリンガルに育て上げるのは至難の業だと言われています。カナダ、バンクーバーには日本語学校や補習校などもあるので親の覚悟があれば日本語学習に触れることはカナダ留学や移住をした後も可能です。

⁡カナダ・バンクーバーや都市部での保育園(デイケア)見つけ方

下の子の保育園につきましては、どのように見つけていくのが良いでしょうか。

上記は現在カナダの親子留学へお申込みを頂いたお母様よりご質問を頂きました。こちらのご家族はお父様、お母様そしてお子様二人で渡航され上のお子様はカナダ現地の小学校に通えますが、下のお子様はもう1年デイケアなどで過ごす必要があります。お父様もお仕事をされ、お母様が語学学校へフルタイムで通われるため保育園が必要となります。

【私からのメールカウンセリング回答】
こちらについては私たちバンクーバー現地に住んでいるワーキングマザーと全く同じでどこか市役所などが仲介してくれる、ということもなく相談窓口もないに等しいため自分で手当たり次第のデイケアや保育園にメールを送ってウェイティングリストに入れてもらう、それしか方法がないかもしれません。
(ズーム上の面談で居住地やデイケアや幼稚園の特徴やウェイティングリストへの登録方法などは全てお話しした後のメールとなります

0-2歳の赤ちゃんの年齢よりは、2.5歳以上だとまだ乳幼児よりはデイケアがバンクーバーでも見つけやすいので、住みたい場所が決まったらその町にある施設10個以上にとりあえずウェイティングの依頼を入れておかれることをお勧めしております。
我が子たちの時ですが早くて4-6か月ほどで連絡があったり、人気のところは妊娠中に連絡をして2歳すぎてやっと空きが出たということもありました。印象としては施設型よりもホームデイケア家で先生一人と子ども7-8名まで)のほうが空きが出やすくスポットが残っているところも多いとは聞きます。
先生一人しかいないことが多いのでその方の教育理念や生活方法などでこちらの満足度や安心感もかなり左右されるのでウェイティングは入れておきつつも実際やはりカナダに移住をされてから見に行かれて決められるのが良いかなとは正直思います

施設型の場合は私も個人的にも仕事関連でバンクーバー・リッチモンド・バーナビー・ノースバンクー場バーなどの保育園や幼稚園は色々と行きましたがそこまで大きな大差ないかな、、、という感じで先生も複数名いて運営しているところであれば相性というものはありつつも枠が空いたらそこにお願いするしかないかな、という感じで決められる方が多いとは思います。

【質問への回答終わり】

以上がカナダ現地で10年以上、親子留学・教育移住のカウンセリングやサポートをする中で感じたり実際来られている親御様から耳にするメリット・デメリットでした。上のお子様の留学適齢期に合わせると第二子以降のお子様がまだ小さいということはよくあります。ご予算や帯同する家族構成などによっても変わってくるのでぜひこの機会にご家族にとって一番良い海外やカナダへの渡航時期を話し合ってみてくださいね!

弊社はカナダ全土の未成年留学に2009年から長年携わり、移民コンサルタントの資格を持っている弊社だからこそできる教育に重点を置いた留学カウンセリングを提供しております。ご家族、お子様の将来を信頼できる人に任せたい、と思っている方に出来る限りでご希望に沿ったサポート・アドバイスが出来るよう日々情報をアップデートしスタッフ12名で仕事に向き合っております。

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現在7月の上旬ですがすでに新た7月新たに設けたご家族のカナダ移民・親子留学・教育移住のカウンセリング受付は枠が満席となり一旦頂くお問い合わせは保留となっております。現在かなりの数のお問い合わせが届いているため未成年留学以外のお問合せにつきましては皆様全員にお返事が出来ない可能性がございます。

ただ、真剣にカナダへの教育移住や親子留学をお考えの方皆様に出来る限りでご連絡出来るよう引き続き努力したいと考えておりますのでこちらからの回答がないご家族で今年いっぱいのご渡航をお考えの方がいらっしゃいましたら、再度ご渡航希望日なども含めてフォームの再送をしていただけますと幸いです。

数あるカナダ留学エージェントの中から弊社を選んでお問合せを頂きありがとうございます。引き続き皆様のご期待にそえるよう仕事にまい進してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

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先月、オフィスで会社の紹介動画などを撮影したのですがその際にカナダに親子留学・教育移住しているご家族にもご協力頂きましてお母様のインタビュー動画を撮影致しました。今日はその動画も公開しておりますのでぜひご覧ください!

今日は20223年8月にお母様・お子様2名でご渡航されカナダへの親子留学を実現されているK様のお母様とバンクーバーの現地オフィスで面談させて頂きましたので写真を掲載しております。子ども主体の親子留学にかかる費用などを今日はまとめてご案内します。

8月中旬から9月の頭にかけても多くのカナダ中学留学、高校留学、親子留学、教育移住に挑戦される皆様がカナダに渡航され、バンクーバー近郊で留学をされる方はバンクーバーオフィスにも来てくださいました。 カナダ留学をされる前に下見留学に来られ去年カナダでお会いしたご家族もいらっしゃいますし、いつもはオンラインでの面談だけだったので初めて直接お会いさせて頂くご家族、留学生の生徒様も沢山いらっしゃり和気あいあいと本当に楽しい時間を共有させて頂いております。

最近特にご案内する中で人気となっているのがケベック州にあるモントリオール、近郊への親子留学・教育移住となっています。今日はモントリオールに行かれた場合の親子留学の流れや費用、モントリオール親子留学のメリットやご予算などについて詳しくご説明させて頂きます。

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単身のカナダ小中高校留学、親子留学、家族移民、教育移住、、、それぞれの分野で乗り越える壁はいくつかありますが「自由に生きたい!チャレンジしたい!」という気持ちがあれば必ず納得する方向に進むことが出来ます。私と出会ってくださったみなさんが、live your life(自分らしく生きる)をモットーとした毎日ウキウキする人生を歩めるよう常に上から引っ張り、下から支えるような存在であり続けたいと思います。このウェブサイトを見てくださった皆さま、ご連絡いただけるのを心よりお待ちしております。

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