【カウンセリング公開】カナダ親子留学/教育移住:子どもの教育無償枠 VS 留学生枠 (どちらがお得?)/ 未就学児を連れてのカナダ親子留学可能?

こんにちは、カナダの教育・移民コンサルタントの西岡彩です。

こんにちは、カナダの政府認定移民コンサルタントの西岡です。私はカナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクールなど)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイザーをしております。

最近は本当に多くの方からカナダ移住、親子留学、カナダへの教育移住に関するお問い合わせを頂いており反響の大きさに驚いていますが、私自身が約20年前に両親と一緒にカナダへ教育移住をしてきて当時の親の大きな決断に心から感謝しているので、今からそれを目指そうとしているご家族の皆様の少しでも力になれたら良いなと思っております。

最近はカナダ教育移住のカウンセリングに関するメールカウンセリング内容の公開をしていなかったな、と気づきまして今朝お客様から頂いたお問合せ内容とそれに対する私の回答をここで皆様にも共有致しますね。

Q: 親&お子様1名渡航:子供現地校は無償枠か留学生枠どちらがお勧め?

(西岡からの回答:一部プライバシー保護のため内容を変更しています)

お子様のカナダ留学に親御様がついてこられる形ですが無償枠には色々と条件がありましてバンクーバーがあるBC州の場合、親御様が語学学校に最長1年&そのあとカレッジに2年進学するというプランの場合に限りその間の3年間はお子様のカナダ現地校での就学が無料となります。(5歳からのキンダーガーデン入学)

その後カナダのカレッジを2年で卒業すると通常そこから3年働くことが出来る就労ビザがもらえますのでその間親が働きカナダに滞在している場合もお子様の教育は18歳まで無料となります。

費用面でのメリットですがカナダの語学学校でだいたい1年間通うと授業料だけで130万円ほど、その後カナダ州立カレッジ2年でディプロマなどを受講しますとご予算が現時点で350-400万円くらいとなっております。今後カナダに移住をしたいというご希望があったり、あとはカナダ滞在自体が1年でもいいけれど子どもが複数いて全員の留学生枠費用を払うよりは親御様一人分の授業料を支払ったほうが安くなる、というご家族には人気のプランが親御様就学&お子様付き添いの現地校無償枠プランとなります。

カナダの公立校の留学生枠は今のところだいたい年間15,000ドルが目安となっており約150万円となります。こちらを毎年支払うほうが良いのか、もしくは親御様が来られカレッジに行って学歴をカナダで作っている間にお子様が無償枠で学校に通えるほうがよいのか。どちらがいいかの回答は難しいですがご家族の今後の将来設計と当面向こう年の生活費含むご予算に応じて決定されるのが良いかと思います。
最近は中学校1年生、2年生くらいの時期から単身で留学に来られる生徒様も増えてきましたし親御さんが初めの数年は付き添われお子様が高校生になったらホームステイに切り替えカナダの高校へ進学。親御さんはそのまま日本へ帰国されるようなパターンもございます。私たちは長年実績がございますので、親御さんが主になるパターンでもお子様の留学がメインになるパターン、どのような形でもカナダ全土でお手配が出来ますのでお手伝いできる点がございましたらまたいつでもご連絡くださいませ。

5歳未満がいる場合のカナダ親子留学:滞在オプションと待機児童問題

お子様は5歳以上になりますとカナダの小学校に入学することが出来ますがそれ未満のお子様はカナダやバンクーバー現地に来られてからデイケアなどを探されることになりますので、もしお母さまがフルタイムでの就学もしくは就労を目指される場合預け先を探すというのが一番乗り越えるのが高い壁になるかもしれませんね。
こちらカナダの待機児童は日本より多いかもしれません、バンクーバー・バーナビー・リッチモンドなどの都市部ではウェイティングリストに平均半年から1年ほどのせておかないと特に2歳半前のお子様の保育枠が激戦となっています。ある程度住む場所、来られる時期が分かれば日本にいらっしゃる間からグーグル等で保育園などを探されてとりあえずウェイティングだけでもかけておかれるのが良いかもしれませんね。
また保育費用は1か月$1,000~となるところも多いため、お子様の教育費が5歳前まではとても高くなっております。未就学児のお子様が5歳になるまではお子様のカナダ留学に付き添われる形であれば、お子様がカナダの就学ビザをとって来られお母様が観光ビザで付き添いすることも可能です。ただその場合はアルバイト等はすることが出来ません。

お子様の教育無償枠になるためには、お母さまがフルタイムで語学学校に通われらに1年後のカレッジ入学も視野に入れてデポジットなどを支払う必要があり語学学校部分も含めると約3年間は学生ビザにて滞在されることになります。語学学校の間働くことは出来ませんが、カレッジに進学された最後の2年は時間数に制限がありますがアルバイトが可能です。カナダのカレッジを2年かけて卒業されますと、そのあとはポスグラという3年の就労ビザがもらえますのでカナダ全土好きなところで好きな時間分就労が可能です。

まずは来年渡航されるとしてその後向こう3年、カナダ教育移住にかけられるご予算をご夫婦でお話し頂きこちらでお手伝いできることがございましたらまたいつでもお声がけくださいませ。ざっくりですがお母さまが語学学校に行く場合は年間130万円ほど、プラスカレッジ2年で350-400万円ほどの学費となります。生活費はバンクーバー近郊の場合だいたい1か月3,500-4,000ドルはみておいたほうが良いと思いますのでそれ×月数ということになります。
以上、カナダの簡単な教育移住オプションをご案内させて頂きました。

とりあえず1年親が語学学校に行っている間だけ子どもの教育費用が無料になれば・・・とご希望される場合はモントリオールやノバスコシアでの親子留学もお手配が可能です。6か月以上の語学学校通学が必要になりますが期間限定でカナダでの滞在をご家族で経験されたいご家族には人気のオプションです。

ただノバスコシアは少し地方学区なので過ごしやすく、治安も良いですがバンクーバーのような観光名所がたくさんあるところではありませんので一番の目的は予算を抑えてご家族でカナダに住む、という経験と時間を得らることかと思います。もちろんそこからカレッジ進学などにつなげて長期的なカナダでの滞在をサポートすることも可能です。ノバスコシアでもバンクーバーでも日本人スタッフがサポートしますのでご安心くださいね。
(先日現在ノバスコシアにいらっしゃるご家族のお母さまよりお子様の可愛いお写真が届いたのでまた共有させて頂きますね!)

また、モントリオールでもお母様が語学学校に行かれるとお子様の授業料が無料になりますので、フランス語圏ではありますが英語も通じますし英語学校にいけますので親子留学で人気があります。
親子様で滞在出来るレジデンスとあわせて英語学校のパッケージをご案内し公立校のお手配もすることが出来るので、もしご興味があればお知らせください!モントリオールはとてもお洒落な雰囲気の街でヨーロッパのような感じです、ノバスコシアはどちらかというとザ・カナダのゆったりした自然が多い田舎町(雰囲気は港街なのですごくいい)という特徴があります。

どちらの街でもサポート、現地校手配、語学学校、ビザ申請などまとめてサポート出来ますのでもしバンクーバーではなくても良い場合はどちらかの方向でお手配を進めていくのがお勧めです。2年後を目安に、ということですので渡航する1年くらい前から少しずつ学校の方向性を決めていってお手続きしていくと半年前にはビザが出ている状況になるのでその後の渡航準備が進めやすいと思います。

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現在2月の上旬ですがすでに今年新たに設けたご家族のカナダ移民・親子留学・教育移住のカウンセリング受付は枠が満席となり一旦頂くお問い合わせは保留となっております。現在かなりの数のお問い合わせが届いているため未成年留学以外のお問合せにつきましては皆様全員にお返事が出来ておりません。

ただこちらからの回答がないご家族で今年いっぱいのご渡航をお考えの方がいらっしゃいましたら、再度ご渡航希望日なども含めてフォームの再送をしていただけますと幸いです。数あるカナダ留学エージェントの中から弊社を選んでお問合せを頂きありがとうございます。引き続き皆様のご期待にそえるよう努力してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩 カナダ高校留学のカウンセリング希望の方はこちらから Loading…  

先月、オフィスで会社の紹介動画などを撮影したのですがその際にカナダに親子留学・教育移住しているご家族にもご協力頂きましてお母様のインタビュー動画を撮影致しました。今日はその動画も公開しておりますのでぜひご覧ください!

今日は20223年8月にお母様・お子様2名でご渡航されカナダへの親子留学を実現されているK様のお母様とバンクーバーの現地オフィスで面談させて頂きましたので写真を掲載しております。子ども主体の親子留学にかかる費用などを今日はまとめてご案内します。

8月中旬から9月の頭にかけても多くのカナダ中学留学、高校留学、親子留学、教育移住に挑戦される皆様がカナダに渡航され、バンクーバー近郊で留学をされる方はバンクーバーオフィスにも来てくださいました。 カナダ留学をされる前に下見留学に来られ去年カナダでお会いしたご家族もいらっしゃいますし、いつもはオンラインでの面談だけだったので初めて直接お会いさせて頂くご家族、留学生の生徒様も沢山いらっしゃり和気あいあいと本当に楽しい時間を共有させて頂いております。

最近特にご案内する中で人気となっているのがケベック州にあるモントリオール、近郊への親子留学・教育移住となっています。今日はモントリオールに行かれた場合の親子留学の流れや費用、モントリオール親子留学のメリットやご予算などについて詳しくご説明させて頂きます。

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