こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にある留学エージェントで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。私たちはカナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクールなど)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。
以前にGolden Hills Division(ゴールデンヒルズ学区)のDrumheller Secondary(ドラムヘラーセカンダリー)に1年留学をしているHさんの9月10月の体験談をご紹介させて頂きましたが、そこから早いもので、冬を超え、春を過ごし、学期終わりの6月を無事に終了し、日本へご帰国となりました。最初から最後まで常にご自身や周りの環境と真摯に向き合い、分析し、自分なりの答えを導きだしたり、カナダという国、人種、常識、留学ということへの価値観を更新し続けていたHさん。11月からスクールイヤー終了の6月までの体験談を、担当していたアドバザー目線でお送りします!
学校:Drumheller Secondary ( Golden Hills Division)
学年:グレード9から1年留学
滞在方法:寮
カルガリー空港から約40-90分ほどの距離にある自然が多くのんびりとしたエリアにある学区です。公立高校でのカナダ高校留学は基本的にホームステイ滞在ですが、ゴールデンヒルズ学区は唯一公立学区の中で寮滞在が出来る学区としてとても人気がありま[…]
11月
9-1月の学期の授業:
【午前】
1限目:数学7 (Math7)
2限目:社会 (Social Studies)
3限目:ESL (English as Second Language)
4限目:Language Arts
5限目:サイエンス (Science)
【午後】
1時間目:Arts&Craft
2限目:Computer Science
3限目:Numeracy
4限目:体育(P.E.)
Social Studies(社会)のテストでは100点満点中42点を取り、50点が合格ラインで、周りも50点は超えている人が多かったので少しショックだったご様子でしたが、同時にカナダの歴史や貿易がテーマの内容で、ヨーロッパ人の名前や固有名詞・スペルが分からないのでそういったところがなかなか難しかったそうです。
Language Artsの授業では、擬人法や慣用句といった表現技法について学んでおり、日本の国語と似ていると感じた反面、スラングや映画で使われるような直訳では絶対に意味を推測できない表現が多く、そこもなかなか難しいと感じているご様子でした。
その対策として、隙間時間の活用を意識しており、お風呂に入る前に3つ単語を覚えて、シャワー中にその3つを何度も反芻したりなどして、新たな勉強法を試しているようです。また、例えばPiece of Cake(簡単だよ!)という表現を覚えるにあたって「ケーキを食べるなんて簡単だよ!」という感じでイメージで覚えるように心がけているということでした。
難しいな、と感じることをそのままにせず、どうやったら覚えられるか、などを考えて実行できることは言語が異なる国で学校に言う上では大事な考え方ですね!
寮生活に関して、寮の部屋の状況を確認するルームチェックがあるのですが、部屋に掃除機をかける必要があるのですが、男性寮と女性寮で掃除機が1台ずつしかなく20部屋くらいあるのに、みんな使うのを待たなければいけない状況だったり、掃除機の吸引力も弱く、カーペットもあるので掃除機がかけづらいなと感じているということでした。
寮生活だからこその良し悪しはありますし、確かに20部屋ある中で掃除機が1台しかないのは効率的ではないかもしれませんね。もう何台か寮で用意してもらえたら良いかもしれませんが、それが難しい様であれば、同日の掃除が集中しないように、前日にしっかり掃除する、など対策するのが良いかもしれませんね。
12月
冬休み前ですのでテストが3つあったそうなのですが、あまり思うように準備ができなかったそうです。ただテストは今までのまとめだったので、暗記していた内容でなんとかなったのと
ほぼ選択問題だったので、分からなくてもカンで答えることもでき、とりあえず50%以上は取れたということでした。
ここ最近は学校もクリスマス雰囲気で、「今日はトナカイがテーマの日」というようなことがありクリスマスのセーターを着てくる生徒さんやクリスマスにちなんだものを持ってくる先生などもいて北米のクリスマスの雰囲気を感じつつ、キリスト教に基づいたクリスマスなので、日本との雰囲気の違いも感じたということでした。
冬休み中は寮に残る人も多いので寂しさもないし、今までの様に授業などがないので、やりたいことをやる時間に割けそうと考えている様です。カナダは日本と異なりMindfullnessへの考え方が一般的に広まっているので心理学の本などを読んでみても良いかなと考えているということでした。
AB州(アルバータ州)では10月にすでに雪が振り、寒いときはマイナス25度の日々もあったそうですが最近は少しは暖かいそうでマイナス5とおっしゃっておりました!
※運が良ければオーロラがみれることも!
2026年1月
冬休み中は心理学の本を読もうかなとおっしゃっておりましたが本はやはり難しそうということで、Youtubeで習慣やジャーナルについての動画を見ているということでした。最近ではブレットジャーナルといって、To doを管理したり、それとは別に日記タイプのジャーナルを始めたりなど始めたそうです。ブレットジャーナルでやることを管理することによって、今までは「あれもやらなきゃ。これもやなきゃ。」となっていたものが整理ができて頭のメモリの空きが増えたように感じているということで、ジャーナルの効果を感じているそうです。
それ以外で冬休みはゆっくりすごしたり、他の生徒さんと江戸ジャパンという日系のお店にブランチを食べに行ったりして過ごしたということでした。リフレッシュして過ごせたようで良かったです。
学期終わりに向かって、サイエンス(理科)とソーシャルスタディ(社会)、Language Artとマス(数学)のテストがあるそうですので、復習などして良い成績を収められるように頑張りたい、ということでした。
今月で9-1月の前学期もいよいよ終了、1年留学のHさんにとっては折り返し地点となります。来学期の目標はまずは新しい授業に慣れること、そしてもう少し人と話すこと、ということでした。人と話すというのは、学校の女子生徒さんとは大体みんなと話すそうなのですが、男子生徒さんとは何を話したら良いか分からないので、全く話さない生徒さんもいるので、来学期はもう少しいろんな人と話せるように意識したい、ということだそうです。
※カナダのアルバータ州は恐竜化石の宝庫として知られているので街には恐竜のモニュメントなどが多く点在します!
2月
今学期からはオプションのクラスが変更となり、Art ClassとComputer Science のクラスがリーダーシップとドラマ(演劇)の授業へ変更、算数の授業がリーディングの授業へと変更になったそうです。
今学期が開始したばかりなので、まだ全容はつかめていないご様子でしたがリーダーシップの授業ではコミュニケーションを通じてどうリーダーシップを発揮していくか、ということを中心に学んでいくことになりそうです。
ドラマの授業では最初から演技をするのかな、と思っていたものの、今は舞台や物語の構成、衣装や照明、セッティング、起承転結、ナレーションの立ち位置など基礎の部分を学んでいるということでした。アンケートで今後関わっていきたいポジションを聞かれたそうで、裏方もやってみたいけどバレーダンスを習っていたので、ダンサーのポジションも希望、ということで提出したそうです。セリフが多いと、自分の英語の発音次第では観客に伝わらない可能性もあるけど、ダンサーであれば舞台に立ちつつセリフはあまり心配しなくて済むかな、と考えたということでした。
リーディングの授業では図書館から好きな本を選んで読む、ということが始まったそうです。まだ学年的にそうった内容をまとめてプレゼンテーションというのは無さそうで、読書の習慣をつける、ということが中心となっております。
今学期からタイからの新しい留学生が入ってきたそうなのですが、先日授業で配られるプリントを回している間に、その子が質問をしてきて、かつ先生の説明も同時に聞かなければいけないシチュエーションがあって、少し大変だったということでした。その生徒さんも最初はわからないことがたくさんでHさんに質問してくることもあるだろうけどそのうち慣れてくることかなと思います。
3月
ドラマのクラスでは現在は演技練習の一環で、先日人狼ゲームを行ったそうです。演技というよりは推理や推測を含んだ心理戦がメインとなってはいるそうですが、英語で人への質問をしたり、騙したりなどをするのでなかなか難しかったということでした。
リーダーシップのクラスでは学校の部活のポスターを作ったそうです。バスケ部やバレー部などに使われるようですが、リーダーシップというよりは現在は雑用を中心かなと感じているご様子でした。
先月の面談の際に少し話が出てきた、最近入ってきたタイ人の留学生はその生徒も学校生活に慣れてきたからか、質問攻撃みたいなのは落ち着いた様です。グループワークなども一緒に行う仲でよく話しています、ということでした。落ち着いた様でよかったです!
学校では近々、年に一回の一番大きなイベントとして、各国の食事や文化についての、体験やサンプル配りなどをするイベントが控えていて現在はその準備に忙しい、といったご様子でした。Grade7の枠、留学生の枠、そしてリーダーシップのクラスでも一枠参加するそうで計3つ分の準備となるそうで、確かに大変そうですね。
留学生枠では習字で、その人の名前を当て字で漢字名にして書くという案が出ているということでした。Hさんもこのイベントを通していろんな国の経験や食のサンプルを試すことができたら良いな、と前向きに取り組む姿勢です。
また今月はDrumheller Secondary(ドラムヘラーセカンダリー)での生活において、現地で生活する生徒さんだからこそこの環境で感じること、というのを聞いてみました。
・ドラムヘラーは田舎のエリアなので、都会と異なり街にでかけるということもないため、割と暇だなと感じることは多いので、Hさんは通信教育を受けているそうです。このエリアに留学にくる生徒さんは問題集を持っていくとか、ディズニープラスなどで英語で映画を見れる環境を整えておいたりデジタルを活用できる様にしておくと良いと感じたということでした。特に冬は寒くて外に出られないことが増えてくるので、お勧めです!
・学校主催でお出かけする機会はあるのですが、スターバックスやマクドナルド、ティムホートンなどであれば徒歩で20分圏内なので、そういったところに行く機会もあります。
・学校が休日などにカルガリー旅行などを開催するけど、その参加費用や学校の教材費などは現金払いなので、現金が多めにあると良いみたいです。
・冬用に厚手のコートと、秋&春用にちょっとしたモコモコのジャケットなど軽めのもので合わせて2つあると便利かも
現地にいる生徒さんならではの生きた情報ですね!Hさんありがとう^^
4月
ドラマのクラスでは、先日映画を見たので、それに対してのストーリーや演技など、映画に係わることを研究しレポートを書くという作業中だそうですが、映画のあらすじをまとめる作業が難しいです、と仰っておりました。Hさんは「カメラワーク」に焦点を置いてレポート作成中だそうですが、その時のシーンを的確に伝えるにあたって違和感などなく、スッと入ってくるように見せられることに興味を持った様子でした。
リーディングの授業では、先月は日記を読んでいたものの、そのまま読んでいると期日が過ぎそうだったので、日本の漫画に変更したそうです。日本語は独特の言い回しやダジャレが入っていたり、韻を踏んでいたりするのを、英語でどう表現しているのかを見るのは興味深くて面白いといったご様子でした。
リーダーシップのクラスでは、今度はイベントのポスターを作ったりイベントで使うものを配ったりなど、日本でいう文化祭実行委員の様なことをやっているということでした。やっていて「うーん、これは必要なのかなー?」と思うこともあるそうですが、社会に出るとそういう場面もあると思うので、そういった時に何か提案したりなどの練習になれば良いかもしれませんね。
数学では方程式を解いているそうですが、日本の方が解き方などの解説が丁寧ではあるものの、カナダの方が簡潔で好ましいと感じているということでした。また「分配法則」などそういった単語でその単元をとらえるのではなく、概念で単元をとらえるので、使う単語もカナダの方が簡単だと感じているんだそうです。なるほど!
最近では日本人のお友達と6時もしくは6時半に起きて、7時くらいからリバーサイドをウォーキングしたりしているそうです。先日、週末にお友達と遊びに出かけた際に、「健康的な生活を目指したい」という話になったそうで、Hさんがまずは実験的に朝早く起きてみたそうですが、実際やってみたらスッキリ起きれて、一日テンション高く過ごすことができお友達4人で一緒に朝ごはんを食べている時も、誰よりも元気だったので、これは継続してみようと思い今もお友達と朝早起きして、ラジオを聞いたり、縄跳びをしたりなど朝から活発に動いているそうです。
「朝のサンライズ見れるのも良いですよ~!」とお話してくださいました!
5月
本日は放課後にヨガマットを買いに行ったそうです。4月から朝活を開始して、散歩などをされていますが、お友達とも5月からも何か新しいことを始めたいね、とお話し、ストレッチを取り入れることにしたそうです。朝の散歩も毎日続けている様で、朝が早くても継続ができていることは素晴らしいですね。
学校生活では、ドラマのクラスではグループになって、物語を作成し、一本の映画を作ることになっているそうです。5人で一グループで、そのうち2名は効果音のチーム、3名はアクションをするチームに分かれ、Hさんはアクションの方を担当になったのですが、まだ内容はきちんと決まっていないものの、3名の中でHさんが「何かをやらかしてしまった役」を演じ、その結果、残りの二人がアクションバトルを繰り広げる、といった内容になるそうです。また来月、どうなったのかお話をきいてみたいと思います。
リーダーシップのクラスでは、「学校でお世話になった大人の人に手紙を書こう」ということを行い、Hさんはお世話になった先生への感謝のレターを書いたそうです。留学開始当時からずっと助けてもらっていた先生なので、書くこともたくさんあったということでした。そういった先生への感謝の内容をきちんと英語で手紙にしたためることができるようになったのも一つの成長かと感じますね。
また、今までは学校で話しかけてくれるのは女子生徒さんばかりだったのですが、最近は男子生徒も話しかけてくれるようになって、性別関わらずいろんな生徒さんが話しかけてくれるのは嬉しいです、といったご様子でした。
早いもので、あと1か月で留学も終了です。カナダの生活や文化が肌に合うと感じているそうで中学校を卒業したあとは、カナダの高校に行きたいし、将来はカナダに住みたいと考えている、というお話が出ました!カナダに住んでいる人達は、いろんな人がいて、文化も常識も違うからこそそれをお互いに敬ってると思うし、自由に考え、行動していてもそれを許してもらえる文化や考え方が自分には合う、と感じたようです。
Hさん自身「両親の教育のおかげで、自分は人のことを傾聴して、吸収するのが得意」とおっしゃっていてかつ周りにいる日本人の生徒さんもアメリカで留学していたなどバックグラウンドが凄い方たちが集まっていてそういった周りの話をたくさん聞いて、吸収していけているので、「周りの環境が本当にありがたいと感じています」とお話してくださいました。
Hさん自身がまだ中学生とは思えないほどしっかりしていて素晴らしい人格の持ち主ですが、決しておごらず、周りの環境や人に感謝の気持ちを持ちながら過ごせるのは、本当に立派なことで、毎回面談をしていて、背筋が伸びる思いで、いつもお話をお伺いしています。
6月
いよいよ最終月です!
ドラマのクラスでは、先月の段階でアクション映画を撮るということでお話がありました。完成系はまだ見れていないそうですが、Hさんは浮気をした役とカメラ撮影を両方行った中でそれぞれのロールに対しての発見があったそうです。浮気した役については、浮気をしたことが無いので(笑)想像力を働かせる必要があったし、浮気をして責められる役だったので、役だとしても責められるシチュエーションは気持ち的に少し辛いところもあったそうでいろんな役に成り切って演じることができる俳優さんたちは凄い、と感じたということでした。
またカメラ撮影では、基本的にカメラを置いたままので撮影を行ったのですが、他のグループの生徒さんたちは「本当に同じ年齢なのか?!」というくらいカメラアングル一つとってもこだわっていて、プロ意識の凄さに驚かされたご様子でした。
リーディングの授業では、現在はディズニープラスで映画を観ながら、チャートに質問への答案を書きだしていく、ということを行っているそうですが、動画を見ながら書いていかないと分からなくなってしまうけど、書いている間に次の内容に場面が写っていて質問への回答を見逃してしまう状態になるので、バランスを取りながら進めていくのがなかなか大変だったということでした。
リーダーシップのクラスでは、先月の時点で、お世話になった先生に手紙を書いて渡す、というものをやっていてその時点では手紙を渡していなかったのですが、今回カードを買ってこれたので、綺麗に書き直して帰国までの間に先生に渡す予定で進めているそうです。この先生は、ローカルの先生ですが、留学生にもかなり気に掛けてくれていて、対応もすごく丁寧で、みんな平等に扱ってくれるということで大好きな先生なんだそうです。「先生自身も同じような経験をしたことがあるとか、平等に扱うことの大切さを実感する出来事があったのではないか、その感覚を知っていないとできないことだと思うので本当にありがたい先生でした。」とお話してくれました。
またこのクラスでは、最近、アルバイト応募への履歴書作成と面接練習を行ったそうです。履歴書については、大変ではなかったものの、「自分のアピール」という部分で、伝えたいことがたくさんある部分は端的に大事なことをまとめることも、逆にあまり考えが出てこないところも、まとめることも、どちらも思考を凝らす必要があったとお話してくださいました。
Hさんは「植物園でのお手伝い」のアルバイトへの応募というていで、ボランティアなどで経験やスキルを培った経験はないのでどうしようかなと思ったけど、家でハーブを育てたことがあるのでそれを経験として伝えるようにしたり、モチベーションややる気の部分でアプローチする方向性で考えたということでした。
面接練習でも本格的に質問を受けたそうで、こちらもなかなか考える必要があったそうです。
①忙しいときなどはどのようにタイムマネジメントをしますか?
手帳などを使ったり、スマホを使って公立的にスケジュール管理をします
②先輩やお客様とトラブルがあった際にはどうしますか?
まずはごめんなさいと伝えてから、何があったのか、そして今後どういう対策を取っていったら良いかをディスカッションします
③タスクが分からないときはどうしますか?
なんでもかんでも教えてください、と伝えるのではなく、まずは自分が考えたやり方を伝えたうえで指摘事項があれば教えてもらうようにします
特に③については先生からも褒めてもらえて手ごたえがあったと仰っていました。
Hさんは自分の性格的に、筋が通っていないことやそういったルールがあると、皆は「仕方がない」と思うことでもあまり従いたくない、という気持ちはありつつ、頑張って溶け込むようにしていたそうです。文章だけ読むと暗く感じるかもしれませんが、そういった様子でもなく
ご自身の特性を理解しつつ、自分のことを大事にすることは大切なことだけど、それと同じくらい周りの人もリスペクトしなければならないと思っていること、それでいてカナダで過ごしていると常識な外側の様な人がいっぱいいるし、日本に比べて思想も自由なのでカナダが好き、過ごしやすかった、ということで前向きな気持ちのご様子でした。
カナダ留学が終了に近づいているなかで、自分の英語力の伸びを感じているというお話もありました。リスクニングは「相当伸びたと思います、一番延びましたね」とお話がありました。スピーキングやライティングも次いで伸びたと感じていて、リーディングも伸びたけど、この部分に関しては日本でも伸ばせると思うので、引き続き頑張っていきたいということでした。
また日本では学ぶけど、実際カナダで過ごしていてあまり使わなかった英単語や表現、逆に日本では学ばないけど、カナダではとても使う単語や表現を学んだこともあり、英語を第二言語とする国で学ぶ英語と実際に英語が公用語の国で学ぶ英語の違いについて気づきがあったり、
主語や動詞といった文法を使って表現する中で、日本ではへりくだる文章が多かったり、状況を細かく伝えたりするけど、カナダだと結論を先に伝えるので、そういった表現からそれぞれの国の思想や文化、価値観が読み取れることにも気づきがあり、こういったところを学べたのも現地に留学したからこそだと感じているということでした。
カナダの良くも悪くも適当なところといったところで授業の内容などが中途半端だなと思うこととか、寮でみんなスマホを見て過ごしているのに驚いたりしたことなどもあったそうですが、カナダの自由なところ、ありがとうとかごめんなさいときちんと伝えられる人が多かったり、皆がみんな周りをリスペクトしながら過ごしているところなど総じてカナダで過ごせてよかったです!カナダが大好きです、とお話してくださいました。
アドバイザーからの一言
Hさんから出る言葉の一つ一つが、悟りの境地の様なものばかりで私自身も学ばせて頂くことが多かったのですが、「Hちゃんいくつでしたっけ?」という質問に「ぴちぴちの13歳です~!」と答えてくれて、年相応のかわいらしさと素直さも持ち合わせていらっしゃる本当に素敵な女でした。
毎月の面談でお話しを聞いていく中で、もともと優秀なHさんが日々の生活の中で学んだこと、気づいたことを分析し、そこから一つの知識にしていったり大人へと成長していく過程の中で大切になっていく自分の信条や価値観を作り上げていく様子が、本当に1年だけだったのか?と思わせるくらいとても濃密で深い時間でした!
Hさんのアドバイザーとして1年サポートさせていただいたことが誇りですし、アドバイザーと生徒という関係を超えて、たくさんの良い刺激を頂けて感謝感謝の1年間でした!
Hさんの将来と今後のご活躍が本当に楽しみです!これからも頑張ってね!
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こんにちは、カナダの中高校留学・親子移住のアドバイザーをしております西岡彩です。 今回は弊社の留学アドバイザーの一人が、ゴールデンヒルズ学区に興味のある生徒様の学校見学の付き添いでアルバータ州にあるゴールデンヒルズ学区の学校に行ってき[…]
こんにちは、カナダ高校留学アドバイザー/教育コンサルタントの西岡彩です。 もう数日で2月も終わりますが皆様お元気でしょうか。カナダでは通常6月が卒業式となりちょうど今くらいから5月にかけて、カナダやアメリカの大学や大学の専攻によって高校3[…]
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩
こんにちは、カナダで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。 ご無沙汰しておりました。そろそろサマータイムが始まるカナダ、少しずつ日も長くなり暖かい日が増えてきましたよ~夏がくるのが待ち遠しい! 去年から引き続きカナダの親子留学、中学校留学、高 […]
今回は小学生と中学生のお子様お二人を連れてカナダ永住を目指されているお母様とオフィスで面談させて頂きましたのでその様子をご報告いたします。2022年の春に教育移住が目的でカナダへ渡航をされたお母様とお子様二人ですが、まずお母様はカナダのバンクーバーにある現地の語学学校に通って、パスウェイという将来的にカナダでのカレッジや専門学校進学を目指される生徒さん専用のコースで1年間お申込みをされました。
今回は、2023年9月からカナダ・BC州のラングレー学区で頑張っているT君からお写真を頂いたのでカナダ留学に興味があってみてくださっている皆様と共有させて頂きます^^
本日はもうすでに1年前から2年後のカナダ高校留学お申込みを頂き、留学カウンセリングをしてきた中学校3年生のTちゃんとお母様が約1週間の予定でバンクーバーにお越しくださいました。Tちゃん、これからカナダで高校留学をするために志望校を絞って願書を出していくことになるけれど、今回の視察でカナダの人が優しい!ということがきっと分かってもらえたと思うのでドキドキ不安の気持ち&ワクワク楽しみの気持ち両方を大切にこれから一緒にカナダ留学への準備を進めていきましょうね!
以前にGolden Hills Division(ゴールデンヒルズ学区)のDrumheller Secondary(ドラムヘラーセカンダリー)に1年留学をしているHさんの9月10月の体験談をご紹介させて頂きましたが、そこから早いもので、冬を超え、春を過ごし、学期終わりの6月を無事に終了し、日本へご帰国となりました。最初から最後まで常にご自身や周りの環境と真摯に向き合い、分析し、自分なりの答えを導きだしたり、カナダという国、人種、常識、留学ということへの価値観を更新し続けていたHさん。11月からスクールイヤー終了の6月までの体験談を、担当していたアドバザー目線でお送りします!ご覧ください!