母&息子2人でカナダ永住を目指す!2022年3月からカナダ教育移住を実現したご家族(面談写真あり)

こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にある留学エージェントで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。私たちはカナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクールなど)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。

8月の頭に幻冬舎オンラインとYAHOO!記事で教育移住のお話しをしたインタビュー記事を公開して頂き、より多くの方よりカナダへの教育移住や子連れ留学に関するお問合せを頂き大変嬉しく思っております。皆様いつもありがとうございます。

今回は小学生と中学生のお子様お二人を連れてカナダ永住を目指されているお母様とオフィスで面談させて頂きましたのでその様子をご報告いたします。

母&お子様2人(小中学生)のカナダ教育移住プラン

2022年の春にカナダへ渡航をされたお母様とお子様二人ですが、まずお母様はカナダのバンクーバーにある現地の語学学校に通って、パスウェイという将来的にカナダでのカレッジや専門学校進学を目指される生徒さん専用のコースで1年間お申込みをされました。

お子様のカナダ現地の小学校や中学校、高校の授業料が無料になるには色々と条件がありますがその中に親御様の1年以上の就学ビザ保持、という項目があるため語学学校に行く場合は出来るだけ1年に近い週数でお申込みされることを推奨しております。

お子様お2人も急にカナダ現地の学校に通学することに不安もおありでしたので4-8月の夏休みの間はお母様と一緒にカナダ現地の語学学校に通学され、英語を学びながらカナダの生活に慣れていかれました。その後、9月からはカナダ小学校、高校の新学期となりますのでそれにあわせてこちらで現地校への入学登録(無償枠)でお手続きをさせて頂きまして無事にご希望されていた家の近くでの学校にて入学許可がおりました。

お母様:2022年3月から2023年5月頃までバンクーバー現地の語学学校でパスウェイコース受講
お子様:2022年4-8月は語学学校→9月からカナダの現地校にて就学開始

お母様が選ばれたカレッジと専攻について

お子様がカナダの現地校を無料で入学し就学するには前述の通り色々と条件がありますが、BC州の場合は語学学校だけではなく次のカレッジへの入学も決まっている必要があります。入学が決まっている証明書やカレッジの授業料の一部デポジットをお支払いした証明書なども提出し厳しく審査されます。(このサポートは弊社にて行っております)

そのため、カナダ渡航前の日本にいらっしゃる間からパスウェイ語学学校が終わった後の進路についても教育カウンセリングをさせて頂きます。お母様と色々とお話をして今カナダで就職しやすい職業でかつ手に職系の専攻、今までの母としての経験を生かして入学・卒業そして就職できそうなものということでご希望を頂いておりました。色々と考慮した結果、お母様は幼児教育(幼稚園の教諭、保育士などの資格はカナダの場合はあわせて一つとなっていますので資格をとった後に就職先を決めることが可能です)で進学をされることに決まりました。

今保育士になる公立カレッジのコースは現地のカナダ人にとっては費用が安いということもあって私立カレッジよりも選ばれやすく、そのためバンクーバーやその近郊の都市部にあるカレッジだとなかなか留学生は入学することが難しくなっています。ウェイティングリストがあったりすると、自分一人だけならいいのですがお子様のカナダ現地校を無償・無用で通いたいとなると語学学校の後すぐにカレッジに入学する必要があり都市部だとそれがリスクになります。

そのため元々お母様とは語学学校はパスウェイプログラムのレベルが高いバンクーバーで、その後英語力が上がったらビクトリア方面にあるカレッジに転校する形で幼児教育の専攻で就学開始することになりました。

M様の場合は幼児教育でしたが、手に職関連であれば会計やウェブデザイン、IT関連のコースを志される方もいらっしゃいますしとにかくカナダのカレッジに入学しやすい、卒業しやすい、というところに重点をおかれて手に職ではなくもっと一般的な専攻を選ばれる場合もあります。この辺りはその後の永住プランやご予算、今までの学歴や経歴で大きく左右されますので事前の留学カウンセリングで具体的に教育移住のプラニングする際にアドバイスをしております。

家族人でカナダ教育移住のご予算

カナダに教育移住、カナダの現地の小学校や中学校、高校は無料でいけます!というニュースが最近多いので誰でも簡単に無料で行けるのか、と思われがちですがやはり最初にある程度まとまった費用は必要になりますよということを皆様にはお伝えしております。

まず、お子様のカナダでの教育費用は小中高と無料ですが親が語学学校・カレッジ進学する場合は下記の費用が概算としてかかります。

・語学学校の願書金:$150-$200
・語学学校の教材費用:$50-$80/1か月やレベル毎
・語学学校1年の授業料フルタイム:年間約$13,000-$15,000 (約150-170万円程度)
・2年目から通学する予定のカレッジデポジット:約$5,000-$8,000(約60-95万円程度)
・カナダカレッジの2年間の授業料:$35,000-$40,000(約380-420万円程度/2年間)
・バンクーバー近郊の家賃(2ベッドルーム):$2,300-$2,800/1か月(約25-30万円程度)

語学学校で約150万円、カナダのカレッジ進学した際に授業料が2年で400万円かかると考えますと少なくとも親御様の教育費用としては3年間で550万円は必要になる計算です。これを考えますとカナダへの親子留学や教育移住を何年したいとお考えなのか、そしてお子様が何人いらっしゃるのか。目的は最終的に家族でのカナダ永住なのかお子様がカナダで教育を受けられるだけでよいのかなど親を主にした親子留学にするのか、お子様を主にした留学生枠での子連れ留学・教育移住にするのかなど検討されるのが良いかと思います。

上記以外に光熱費や食事、交通費などの生活諸経費やカレッジの教科書代金、日本に帰国する際の往復航空券や海外保険など色々と費用はプラスでかかってきます。カナダは日本に比べて物価も高くレストランでの食事、美容院のサービス料金なども高くかんじられるかと思います。

小学生と中学生のお子様に聞いたカナダ生活はどうですか?

小学生と中学生の男の子ふたりですが、ご兄弟とても仲良くあまり喧嘩もしないらしく(本当ですかー!!!えーなんでー!!!!と面談で大盛り上がりしました。笑)カナダでもお互いを支えあいながら頑張っていらっしゃるということでした。

上のお子様は「勉強はあまり得意じゃないけど副教科の選択科目などを今は取りながら単位を集めていて、英語力もこれからだけど卒業に向けて頑張りたいと思っています」という力強いお言葉。すでにカナダの高校を卒業したらこういう系のプログラムをカレッジでとってみたいな、という夢もおありのようでお母様が頑張っている姿を見て自分も!と思われているところに息子さんからの愛を感じとても温かい気持ちになりました。

下のお子様に聞いてみると、カナダ現地の小学校ではやはり日本では起こらないような小さい盗難だったりいじめとはいかないけれど軽い悪口を目の前で言われたりという経験もされたようですが、それでも「でもこっちが堂々としていれば大丈夫だし今ではそういうことをした子とも友達になってます!学校は数か月でなんとか慣れて英語りょのコミュニケーションも大丈夫になってきました」となんとも明るい表情でのご回答!

小学校では算数などのレベルは日本でやってきたことのほうがレベルも高かったので問題なくついていけているようで(文章問題は難しいと思いますが!)これから数年まだ英語力を伸ばしながら成績を少しずつあげていく時間的な余裕はあるので、次男君らしくマイペースでかつしっかり前を向いてカナダの中学校に進学しても頑張って頂きたいなと思っております。

お兄ちゃんも弟さんもカナダでは夜遅くまでバスケットボールをしたりお友達と一緒に遊んだり家族で過ごす時間が増えたりと、日本とは違うカナダでの留学生活を楽しまれているご様子が良く分かりました。

お母様に聞いてカナダ教育移住への感想(体験談)

お母様にカナダに渡航してから大変だったことはなんですか?とお聞きすると「えーーなんだろう・・・うーんでも特にないかな~」とすごく明るい表情でお話しされているのがすごく印象的でした。
いやいや、絶対大変だったことあると思うんですけどなんでそんな笑顔なんですか?とお聞きすると「でも大変なことはもちろん色々あるし、毎日忙しかったり英語力が伸びるかな~とかカレッジにいけるのかな~という不安もあったり日本では起こらないようなことでカナダで困った経験もいっぱいあるんですけど、それも全部含めて家族で楽しんでいるのかな~」というご回答でした。

私もカナダに住んでもうすぐ20年なのですが、確かに「日本と比べてこうだな」とか「これが不便、ここが大変」と思い出すとどんどんネガティブになってきてカナダ生活の良いところが全く見えなくなってしまうような時期があったように思います。お母様はとにかく明るくて何かあっても最終的には笑って前向きに頑張ろう!と思えるタイプの方で、それがお子様二人にも伝わって少し困ったことがあっても「大丈夫なんだ!」と思える自信につながるのかなと感じました。

とにかく愚痴というものが誰の口からも出てこなくて、こんなことあったけど本当いい経験でした~カナダのこういうところがいいですよね、まぁでも大丈夫だよね!ということをずっとご家族の皆さんが仰っていて本当にすごく良い雰囲気の中面談が終了しました。お子様二人がカナダで学校生活と子育てを両立させているお母様が大変なところを見ているのでちゃんと気遣って生活をされていたり、お母様はご自身のことだけではなくお子様のカナダでの学校生活が心配でもあまり過剰に心配はせず様子を見守りお子様の表情一つで自分がどう陰でサポートしていったらいいのか、ということをいつも考えお子様の自立を促しつつもしっかり家族でコミュニケーションを取りながら一つずつ問題を解決して日々過ごされていらっしゃいます。

一番大変だったのはやはり家探しですかね、というところも仰っていたのですがお母さまは現地のウェブサイトを使って4-5件の物件を見に行かれバンクーバーそしてビクトリアへの引っ越しの際も1か月以内には次に住む場所も決まっていたようです。他の親御様にお聞きしてもだいたい2-3週間ほどで次の月から住む物件は見つかっています、とは仰っているので日本のように賃貸の契約会社というのはないもののご自身で問題なく見つけられている方が多いという印象です。

すでに2023年9月からカレッジ進学が決定しているお母様、この度は本当におめでとうございます!バンクーバーオフィスから少し離れてしまいますが、何かあればまたいつでもご連絡ください。お母さまの子育ての方針をお聞きしたり何があってもとにかくお母さんが笑っていれば子どもは幸せなのだな、ということを学ばせてもらい私が大変勉強になる時間となりました。とにかく笑いが絶えずみんなで大笑いを何度もしたオフィスでの面談、お忙しい中お立ちより頂き本当にありがとうございました。引き続きM様ご家族のカナダ永住実現の道をしっかり応援しサポートさせて頂きます。

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩

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先月、オフィスで会社の紹介動画などを撮影したのですがその際にカナダに親子留学・教育移住しているご家族にもご協力頂きましてお母様のインタビュー動画を撮影致しました。今日はその動画も公開しておりますのでぜひご覧ください!

今日は20223年8月にお母様・お子様2名でご渡航されカナダへの親子留学を実現されているK様のお母様とバンクーバーの現地オフィスで面談させて頂きましたので写真を掲載しております。子ども主体の親子留学にかかる費用などを今日はまとめてご案内します。

8月中旬から9月の頭にかけても多くのカナダ中学留学、高校留学、親子留学、教育移住に挑戦される皆様がカナダに渡航され、バンクーバー近郊で留学をされる方はバンクーバーオフィスにも来てくださいました。 カナダ留学をされる前に下見留学に来られ去年カナダでお会いしたご家族もいらっしゃいますし、いつもはオンラインでの面談だけだったので初めて直接お会いさせて頂くご家族、留学生の生徒様も沢山いらっしゃり和気あいあいと本当に楽しい時間を共有させて頂いております。

最近特にご案内する中で人気となっているのがケベック州にあるモントリオール、近郊への親子留学・教育移住となっています。今日はモントリオールに行かれた場合の親子留学の流れや費用、モントリオール親子留学のメリットやご予算などについて詳しくご説明させて頂きます。

今回は小学生と中学生のお子様お二人を連れてカナダ永住を目指されているお母様とオフィスで面談させて頂きましたのでその様子をご報告いたします。2022年の春に教育移住が目的でカナダへ渡航をされたお母様とお子様二人ですが、まずお母様はカナダのバンクーバーにある現地の語学学校に通って、パスウェイという将来的にカナダでのカレッジや専門学校進学を目指される生徒さん専用のコースで1年間お申込みをされました。

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