【カナダ公立高校留学体験談|グレード9】空手と学業を両立しながら成長するHくん|チリワックセカンダリースクールでのリアルな学校生活

こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にあるカナダ未成年留学専門エージェントで教育・移民コンサルタントをしている代表の西岡彩です。私たちLIVEYOURLIFEは留学エージェント/教育コンサルティング会社を運営しており、カナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクール願書サポート)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。今回は、ブリティッシュコロンビア州チリワック(Chilliwack)にあるチリワックセカンダリースクール(Chilliwack Secondary School)に通うHくんの体験談をご紹介します。Hくんは日本でも空手に本腰をいれて取り組んでいて全国大会ベスト8、関東大会3位という実績の持ち主。「カナダでも絶対空手がやりたい!」ということでお知り合いからの紹介もあり近くに道場があるということも含めてチリワックセカンダリースクールを選択されました。この記事では、実際の学校生活、ホームステイでの様子、そして空手を通じた成長について詳しくご紹介いたします。

チリワック学区(Chiliwack School District)は、自然豊かなチリワックエリアに位置する公立学区で、落ち着いた環境の中で学習に集中できるのが魅力です。地域コミュニティとのつながりも強く、生徒一人ひとりの個性や自主性を大切にする教育が特徴です。「カナダ留学どこがいい?」と迷われている方にとって、安心して学べる環境の一つと言える学区です。また短期での留学も積極的に受け入れている学区の一つで、3か月だけでも現地の学校で留学してみたい!という方にはおすすめの学区となっています。担当アドバイザーHiromiの目線で、Hくんの等身大の留学生活をお届けします。

お名前:Hくん
カナダ渡航時期:2026年1月~4月(3か月の短期留学)
学校:チリワックセカンダリースクール(Chilliwack Secondary School)
学年:グレード9
滞在方法:ホームステイ

2026年1月の体験談

Hくんは渡航後すぐに友達もでき、楽しく学校生活を送られていると伺っています。現在はコンピューター(Computer)、体育(PE)、ドラフティング(Drafting/建築系)、アート(Art)の授業を受講されています。当初受講していたパワーテクノロジー(Power Technology)はプリント中心で難易度が高く感じられていたため、体育(PE)への変更をご提案し、無事に変更ができたとのことでした。アート(Art)では「鉛筆を描く」というユニークな課題に取り組まれており、ハンバーガーの具材をすべて鉛筆で表現するという発想豊かな作品を制作されていると伺いました。想像力を活かした取り組みが印象的だと感じました。ドラフティング(Drafting)では、自分が住みたい家をリサーチし、それをもとに設計図を描く学習をしています。最終的にはコンピューターで3Dモデルを作成する予定とのことで、実践的かつ創造性のある内容に取り組まれているご様子でした。全体的に前向きに学習に取り組まれており、充実したスタートを切られていますね!ホームシックはほとんどなく、食事もしっかりと取れており、健康的に過ごされていると伺っています。日本語と英語のバランスが良いことが、安心して生活できている理由の一つとのことでした。友人関係は日本人が8割、現地の友人が2割とのことですが、空手の場では英語を中心にコミュニケーションを取っているとおっしゃっていました。ホストファミリーとも良好な関係を築いており、毎日夕食を共にしながらその日の出来事を共有しているとのことです。ホストファミリーとの関係構築も順調なスタートが切れているご様子ですね!

Hくんは日本でも空手に取り組んでいてカナダでもお知り合いの紹介の道場に週4回通っており、日本とは異なる指導スタイルを楽しんでいるということでした。休日はダウンタウンが遠いため外出は少なめですが、空手の仲間と食事に行く機会があり、ハンバーガーなどの食事を楽しんでいるそうです。今後は一緒にお寿司を食べに行く予定もあるとのことで、交流の広がりも感じられ私たちも嬉しい気持ちでお話を聞いておりました。カナダのお寿司を食べるのは初体験なので、日本の寿司との違いに驚き、楽しんでもらえたらと思います!

2026年2月の体験談

体調も良く、生活にも慣れてきていると伺っています。特に英語面では大きな成長が見られ、友達の話が理解できるようになり、自分の考えも伝えられるようになってきたとおっしゃっていました。アート(Art)では前月に取り組んでいた鉛筆のアート作品が学校に展示されているということでした。現在はオリジナルの本を制作する課題に取り組んでおり、ストーリー性を持たせる、このツールを使って描くなど、、定まったルールがないため自由度が高い分、難しさも感じているとのことでした。ドラフティング(Drafting)では自分の住みたい家を3Dソフトで設計するという最終ゴールに向けて、現段階は、手で描いた設計図を専用アプリで製図する作業に入っているそうです。どんなおうちを作っているのかお伺いすると、製図の段階でサイズのイメージが湧いておらず、リビングがとてもひろく、ベッドがとても大きいおうちが出来上がりそうだと仰っていました。「最初の設計を間違えました。」とは仰っていましたが、製図はとても楽しいとおっしゃっていました。今からどんなおうちが出来上がるか、楽しみですね!体育はずっとサッカーしているそうです。クラス全員が全員、意欲的に授業に取り組んでいるわけではないようですが、もう1人一緒にサッカーの授業をとっている日本人の男の子と、さらにサッカーの授業に意欲的に取り組んでいる2人組がいて、2ON2でプレイを楽しんでいるということでした。英語の授業はリスニング力が上がったことで、現状では先生が何を言っているか40%ぐらいわかるようになったようです。2か月でこの変化はとてもすごいことです。

ホストファミリーとは、お互いに忙しいため、一緒にお出かけする機会は多くはないようですが、毎日帰宅したときには、学校がどうだったか、どんな宿題が出たかなどを話し、空手から帰ってきたときも、今日がどんな稽古だったかなど、その日にあったことを報告しているそうです。普段からコミュニケーションが取れていることの方が大切ですね。

カナダでは、一番上の師範はHくんに稽古をつけてくれている様ですが、他の先生はあまり干渉せず、他の生徒にHくんをみて学ぶように促すこともあると伺いました。時にはHくんが教える立場にもなるようで、人に空手を教えることへの難しさを感じつつも、向上心をもって取り組んでるとの事でした。言語に違いだけでなく、既に空手がHくんの一部になっていることから、感覚的、直感的な部分も多く、それを言語化することが難しいと感じるようです。そんな中でも、1歳上の道場仲間に自分のいう事が理解できているか確認するなど、コミュニケーションを怠らないところは、さすがだなとお話を伺いながら感じました。

カナダの生活では、英語95%日本語5%ぐらい使って、話しているという事でした。空手を教えるときに日本語でしかない言葉はそのまま使い、どうしてもわからなくなったときは日本語使うようですが、このポテンシャルの高さが、Hくんの英語力向上の鍵だなとお話を伺いながら感じました。英語力を伸ばすために、ずっと友達に英語で話しかけているそうです。最近では一番仲いい子カナダ人の友だちが野球好きという事から、WBCの話で盛り上がっていると仰っていました。

2026年3月の体験談

日本への帰国まで残り2週間ほどとなり、今の心境を聞いたところ、日本に帰るのが嬉しい気持ちが半分、カナダの友だちと離れるのが寂しい気持ちが半分だと話してくれました。カナダに来る前に想像していたよりも、たくさんの友だちができたようで、学校生活も楽しんでいる様子が伝わってきました。アート(Art)の授業では、紙に色を塗りその上に同じ色の絵具を使ってドットを描く課題に取り組んでいると伺っています。白い紙に自分が選んだ色を全面に塗り、その色とまったく同じ絵具を使って、濃淡の変化だけでドットを描くという課題だそうです。Hくんが選んだ色は黒とのことでした。黒は無彩色のため、濃淡を出すのが難しいのではないかと聞いてみたところ、やはりとても難しいそうです。お友だちからも「どうして黒を選んだの?」と苦笑されてしまったと、笑いながら話してくれました。Hくんは、できるだけ黒い絵の具を水で薄めてグレーにし、それを使って紙全体を塗ることを試みているようです。難しい色にあえて挑戦している様子が伝わってきて、完成がとても楽しみです。

ドラフティング(Drafting)の授業では、引き続き自分が住んでみたい家の設計に取り組んでいると伺っています。もうすぐ平面図の作成が終わる段階まで進んでいるようです。次は、Hくんがデザインした平面図をもとに、パソコンで3Dにする作業に入る予定とのことでした。ただ、日本への帰国が近づいているため、その3D作業に入れるか入れないかというタイミングで帰国になってしまいそうだと伺っています。クラス全体で同時進行している授業のため、Hくん一人だけが先に進められるわけではなく、全員の進行状況に左右される部分もあるようです。1回でも3D作業ができたらいいねとお伝えし、授業ができるだけ早く進むように私も願っています。

ホストファミリーとは変わらず関係良好で、ご飯もしっかり食べられていると伺っています。現在Hくんが滞在している家にはビリヤード台があり、ホストファミリーはとてもビリヤードがお上手だそうです。Hくんも教えてもらいながら、時々一緒にプレイしていると話してくれました。初めてのビリヤードは難しかったそうですが、とても楽しんでいる様子でした。最近は空手でも指導する側に立つことが多いため、「できない」「難しい」と感じることが新鮮だとおっしゃっていました。

春休みは充実していて、とても楽しかったとおっしゃっていました。特に、空手の師範の方と一緒に行った旅行はとても楽しめたご様子でした。今回のカナダ生活で、充実した空手の機会を得られていたら嬉しいなと感じています。ちなみに、旅行先のケロウナ(Kelowna)の道場で戦った同世代との試合は全戦無敗だったと伺い、さすがだなと思いました。空手以外では、初めてスタジアムでホッケーの試合を見に行ったそうです。ホッケーは小さいパックを打ち合うスポーツなので、きちんと見えているのか伺ったところ、テレビで見るよりも鮮明に見えたそうです。現場ならではの臨場感もあり、楽しめたご様子でした。さらに、雪山にも足を運び、チュービングを初めて経験したと伺っています。もともと日本ではスキーをしていたと聞いていたため、カナダでウィンタースポーツを楽しむ機会ができたことはとても良かったねとお伝えしました。Hくんも「とても楽しかった!」とおっしゃっていました。

*チュービング
大きな浮き輪のようなチューブに座り、雪の斜面をそりのように滑り下りる冬のアクティビティです。カナダのスキー場や雪山で楽しまれることがあります。

Hくんは変わらず友だちが多く、一番仲の良いカナダ人のお友だちとは野球の話で盛り上がっていると伺っています。友だちと別れることには少し寂しさを感じているようですが、「またいつでも会えるから。」と話していたそうです。世界各国に友だちができたことは、Hくんの人生にとって大きな財産になったのではないかと感じています。日本に帰った後の進路について伺うと、高校は空手で推薦をもらえたらいいなと話していました。

最終月の自己評価シート:下記の様に帰国する最終月にはリフレクションを行っております。

お母様からのメッセージ

「JAN Linkの皆さまには、学校への申請から始まり、この3カ月間も寄り添ってくださり本当にありがとうございました。一人で行かせましたが、Hも私も、何の不安もなく過ごすことができました。しかし… 1〜5で評価をするように、と書いてあるのに、ホームシック度が0とは!!笑
Hらしいです。帰国後に成長を見られるのが楽しみです。Hが面談で話したように、高校は日本で空手を続けることを考えているようですが、私はカナダで高校生活を送るのも良いと思っています。戻ったら本人と話しますが、もしまた高校や大学でカナダに行くことを選ぶことになりましたら、改めてJAN Linkの皆さまに相談をさせていただけたらと思っています。」

お母様、温かいお言葉をいただきありがとうございます。面談のご報告を通してHくんのご成長を一緒に喜ばせていただけること、私どもにとっても大変嬉しく、まるでお母様と一緒にHくんを近くで見守らせていただいているような気持ちでおります。このようにご一緒に成長を感じさせていただけることは、私たちにとって何よりの喜びです!

アドバイザーからの一言

Hくんは、学校生活、ホームステイ、課外活動のすべてにおいて、自分なりに考えながら前向きに取り組み、短期間のカナダ高校留学の中でも大きく成長されたように感じます。最初は慣れない環境の中での生活だったかと思いますが、授業ではアート(Art)やドラフティング(Drafting)、コンピューター(Computer)などに意欲的に取り組み、英語でのコミュニケーションにも少しずつ自信をつけていった様子が伺えました。友だちの話が分かるようになったり、自分の気持ちを英語で伝えられるようになったりしたことは、Hくんが日々努力を重ねてきた証だと思います。

また、空手では自分が学ぶだけでなく、人に教える立場も経験し、技術面だけでなく、伝える力や相手を思いやる姿勢も育まれたのではないでしょうか。カナダで出会った友だちやホストファミリー、道場の方々との関わりは、Hくんにとってこれからも大切な財産になると思います。すでに帰国された今、この留学で得た経験や自信を、日本での学校生活や空手、今後の進路にもぜひつなげていってほしいです。Hくんなら、カナダで見せてくれた前向きさと努力する力を活かして、日本でもきっと自分らしく頑張っていけると思います。

Hくん、日本でも空手と学校生活、どちらもHくんらしく頑張ってくださいね。これからも応援しています!

現在は2026年9月もしくは2027年2月からの中学留学、高校留学のカウンセリング及び願書お手続のサポートを主に承っています。夏の短期留学、サマースクールのお手配も可能となりますのでお子様の留学をお考えの皆様は引き続きお気軽にお問合せください。

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩

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