【カナダ高校留学体験談|卒業】自分のやりたいことと社会への使命感を見つけたMちゃん|ウエストバンクーバーセカンダリースクール(West Vancouver Secondary School)での留学生活

こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にあるカナダ未成年留学専門エージェントで教育・移民コンサルタントをしている代表の西岡彩です。私たちLIVEYOURLIFEは合計13名のスタッフで運営をしており、カナダの未成年留学と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。

今回は、ブリティッシュコロンビア州の人気エリアであるウエストバンクーバー(West Vancouver)にあるウエストバンクーバーセカンダリースクール(West Vancouver Secondary School)へ通うMちゃんがGrade10から3年間の留学を経て、この度卒業を迎えました(Mちゃんおめでとう!)ので、この記事では、進路選択や大学受験への考え方、カナダ留学を通して得た価値観の変化、社会課題への関心、そして将来の夢について詳しくご紹介します。

カナダ留学 高校生のリアルな成長や、メリットについて知りたい保護者の方にも参考になる内容です。ウエストバンクーバーセカンダリースクール(West Vancouver Secondary School)は、バンクーバー近郊でも教育水準の高さで知られる人気校です。自然豊かな環境と充実した進学サポートが魅力で、多くの生徒がカナダ国内外の大学進学を目指しています。IBプログラムも提供しており、学業に意欲的な生徒が集まる学校としても知られています。担当アドバイザーAiの目線で、Mちゃんの等身大の留学生活と成長の様子をお届けします。日本の高校生におすすめのカナダ留学先を探している保護者様にも、現地での学校生活を具体的にイメージしていただける内容になっています!

お名前:Mちゃん
学校:ウエストバンクーバーセカンダリースクール(West Vancouver Secondary School)
学年:2023年9月 Grade10から開始
卒業:2026年6月
滞在方法:ホームステイ
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卒業を目前に振り返る進路選択と大学受験への考え方

今回の面談では卒業を目前に控えたMちゃんから進路選択や大学受験について率直なお話を伺うことができました。AO入試や帰国生入試についても非常によく調べており、海外就学経験者向けのAO入試は受験自体は誰でも挑戦できる一方で、IELTS7.5以上の英語力が大きなポイントになると考えているそうです。また、帰国生入試では学部によって試験内容が異なり、教育学部などでは小論文や志望理由書に加えて筆記試験や面接などの二次試験が実施される場合もあると教えてくれました。もともとは海外大学への進学を考えていたことから、高校一年生であるGrade10からカナダ留学をスタートしたのですが、現在は日本の大学進学を希望しているため、「もっと早く自分のやりたいことを見つけていれば、高校生活を逆算して設計できた部分もあったかな」と振り返っていました。また、高校2年生にあたるGrade11から留学していれば、日本で高校1年生の学習内容をしっかり学んだ状態で海外大学進学に必要な試験にも取り組みやすかったのではないかと考えることもあるそうです。高校3年生になってから進路が明確になったため、関連科目を十分に履修できなかったことについても率直な思いを話してくれました。

 

周囲の留学生や卒業生から学んだ進路選択

Mちゃんは、自身の進路だけでなく周囲の留学生の進路状況にも関心を持ちながら情報収集を続けてきました。West Vancouver Secondary Schoolの卒業生の進路についても関心を持っており、学校のInstagramに掲載される「Grad2026」を確認しながら、先輩たちがどのような大学へ進学しているのかを見ることができたそうで、IBコースからHarvard大学へ進学した生徒の存在も知り、「IBも受講してみたかった」と振り返る一方で、約280名中42名がIBコースを履修している中で留学生は1人もおらず、実際に挑戦していたら非常に大変だったかもしれないとも話してくれました。

留学生活を74点と評価した理由

今回の留学生活を100点満点で評価してもらったところ、Mちゃんは「74点」と答えてくれました。

良かった点として、

・自分の本当にやりたいことを見つけられたこと

・多様な国籍や文化に触れられたこと

・大切な友人に出会えたこと

・英語力が大きく向上したことを挙げていました。

教育格差への関心と将来の目標

現在、Mちゃんが最も関心を持っているテーマは「教育格差」です。その原点は、以前滞在していたシンガポールで見た光景だったそうです。同年代と思われる子どもたちが幼い子どもの世話をしている姿が印象に残っていたことに加え、バンクーバーでホームレス問題を目の当たりにしたことで貧富の格差にも関心を持つようになりました。その背景を調べる中で、教育格差というテーマへと関心が広がっていったそうです。

学校で取り組んだ*Capstoneでもインドネシアの教育事情について研究を行いました。特に東部地域の島々では高校進学率が低く、学校に在籍していても実際には通学できていない子どもが多いことを学んだそうです。宗教や文化、児童婚、女性の社会的立場など複雑な背景がある一方で、「子どもが十分な教育を受けられない状況はおかしい」と強く感じたと話してくれました。将来的には、宗教的価値観を尊重しながら教育機会を広げたり、自宅で働ける仕事の機会を創出したりすることで社会課題の解決に関わりたいと考えているそうです。

*Capstone(キャップストーン):ブリティッシュコロンビア州の高校卒業要件の一つで、生徒が自らテーマを設定し、調査・研究・発表を行う探究学習プログラムです。

ボランティア活動を通して見つけた社会への使命感

バンクーバー近郊で行われているNPO活動にも積極的に参加したそうです。「Project Hastings」という活動では、月に一度サンドイッチを作り、ヘイスティングス(Hastings)地区でホームレスの方々へ配布するボランティアに参加したそうです。初めて参加した際には、強い臭いに圧倒されたり、ドラッグの過剰摂取によって重い健康被害を抱える方を目にしたりして、「次も参加できるだろうか」と悩んだこともあったそうです。しかし再び参加した際には、多くの方から「ありがとう」や「God Bless You」と声をかけられた経験を通して、ホームレスの方々の背景をもっと知りたい、そして何か役に立ちたいという気持ちが強くなったそうで、その後も自身で調査を続けて、ホームレスの約7割が先住民に関連する背景を持っていることや、*レジデンシャルスクールによる世代間トラウマ、差別、精神的苦痛などが現在の社会問題にもつながっていることを学んだそうです。こうした経験を通して、「社会に対して自分は何をしたいのかが見えてきたこと」が、留学生活で最も大きく成長した部分だったと語ってくれました。

このボランティア自体は、内容的にも誰でも気軽に参加を推奨できるものではないですが、多文化社会の中でさまざまな問題を知ったり、価値観に触れることで、自分自身の将来像や社会との関わり方を考える機会を得られることもカナダ留学の大きな魅力と感じます。

*レジデンシャルスクール:カナダ政府と教会が運営していた先住民同化政策のための寄宿学校制度です。長年にわたり多くの先住民の子どもたちが家族や文化から切り離され、その影響は現在も世代を超えて社会問題として残っています。

 

アドバイザーAiからのコメント

今回の面談を通して、Mちゃんが学力面だけではなく、人として大きく成長していることを強く感じました。卒業を迎える今、自分自身の進むべき道を見つけ、その目標に向かって歩み始めている姿がとても頼もしく感じられました。

弊社での中高生交流会での様子

将来を決めて逆算していくことは、確かにそれができれば、その進路や大学で求められているものに役立ちそうな教科を選択したり、関連のあるボランティアや課外活動に参加するということでできるかと思います。日本でもカナダでも、将来を見据えて動くことはもちろん大切ですが、中学~高校生くらいで将来やりたいことがはっきりしている生徒さんは少なく、かく言う私も中高生の頃はまだまだ何をしたいかなんてわかってなかったなぁー!と、、、(笑)

(最初から決めて留学している人の方が珍しいですし、高校1年生からのご留学で日本や海外の大学に進学されている方はたくさんいますので、留学を考えているけど、将来なにも決まっていない!という方も不安にならず!笑)

いずれにしても、将来のやりたいことが決まったMちゃんはCapstoneで調べた内容や学んだことを将来どう活かしていきたいかというお話をしてくれている最中のキラキラした目が今も忘れられません!英語力や胆力、度胸も付いたMちゃんであれば今後どのような将来を選んでもきっと輝き続けてくれるのだろうなと自信を持って言えます!

ご卒業おめでとうございます!3年間、本当にお疲れ様でした!

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AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩

 

 

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