生きることを辞めない(虐待・不登校からのカナダ高校留学)

私がカナダ留学や高校留学のサポート以外に「ライフコーチング」を始めたのは、H君のような子どもが日本にはたくさんいることに気が付いたからです。

虐待、中学時代まで不登校、ニュージーランド留学の挫折とても辛い過去を持ちながら、お母さまと一緒に二人三脚でカナダ高校留学の成功まで進んで来られました。そのそばでいつもサポートさせて頂いたこの経験は私の仕事人生に新しい目標を与えてくれました。

未成年留学を取り扱う教育コンサルタントとして今後もライフコーチングが出来る留学・教育コンサルタントとして使命を全うしたいと思います。これは佐伯様から頂いたお子様の「生きる!」という強い意志が伝わるメッセージです。どうぞお読みください。

カナダ留学コンサルタント・西岡彩との出会い

その日、私は4歳下の長女の塾の面談のため池袋のビルに向かっていた。30分以上早めに着いた。5階に塾が入っているビルを見上げたとき「カナダ留学」の看板が目に入った。吸い寄せられるようにオフィスに向かった。本来は予約が必要であったが、たまたま空いていたと言うことで責任者の方が親切に話を聞いて下さった。カナダなら高校留学も可能だとのことで、現地エージェントの方からご連絡をいただけることになった。

すぐにとても丁寧なメールを頂戴した。文面から『希望を持つことの大切さ』が伝わってきた。私たち母子は幸せになれないと勝手に決め込んでいたことにも気付かされた。丁寧で論理的な文章であったが、後向きの考えを持たせる隙を与えない、エネルギーに満ちた文面であった。私は自分がすべきことを理解した。長男もカナダ留学にチャレンジしたいと言った。これが西岡さんとの出会いであった。

不登校→ニュージーランド留学からカナダ留学の経緯

長男は長年実父から受けてきた虐待の影響でひどいフラッシュバックに悩んでいた。父親の近くにいた長男を引き取り東京に連れ戻した時長男は本当にひどく衰弱していた。そして私に「日本に居たくない」と言った。私は「留学してみる?」と聞いた。痩せ細った長男に留学は無理だと思ったが、長男の答えは明快だった。それから二人でニュージーランド留学に向けて準備を始めた。

「僕はこのまま弱って2学期中に寮の部屋で死ぬのだろうと思った。だから何も言わなくていいと思った」…長男は、元夫の悪質な虐待がもたらした悲惨な現実をあの世に持っていくつもりだったのだ。でも長男は生きる道を選び、留学を決心した。そして「自分に起きたこと」を少しずつ話してくれた。どれも私が驚く話だった。しかしそれはごく一部であった。虐待の本当の恐ろしさを私が知るのにはさらに2年かかった。

衰弱し切っている時は悲惨な体験から自己を守るため記憶は抑圧されている。しかし、留学により気力が回復するにつれ記憶も回復していく。ここから長男の壮絶な『フラッシュバックとの闘い』が始まった。フラッシュバックにより睡眠不足となり遅刻も続いた。

高校1年の4月から始まったニュージーランド留学はその年の暮れに終了となった。成績は悪くなかったが、遅刻が多く出席日数も不足していた。学校に陳情したが、ビザ延長は認められなかった。長男は理不尽だと悔しんだ。私は全てが終わったと思った。もう一度、長男と一緒に死ぬことを考え始めていた。

そんな時に出会ったのが冒頭にある通り、カナダ留学・高校留学を専門としてアドバイスしている西岡彩さんであった。

不登校からのカナダ留学に必要なこと


西岡さんはカナダでの現地コネクションや知識を全て使って長男の状態でも受け入れてくれるボーディングスクールを紹介してくれた。不登校だった、とか過去は関係なく未来を見据えて頑張りましょう、と励ましてくださった。

初めはボーディング高校の準備校に入学し、その後9月から高校2年生として違う学校に行くプランだった。最後の望みだと西岡さんに全てを任せ、信じ、私と長男の気持ちに寄り添ってもらいお手続きを進めてもらった。無事に学校の合格通知をもらいビザも取れ長男はカナダに旅立った。順調に過ごすカナダ留学後もフラッシュバックは続いた。長男はよく頑張った。

勉強はもちろん、虐待による心の傷を克服し、精神的に成長するために凄まじい努力をした。苦しみからは解放されず、とても厳しい日々もあった。様々な問題も生じた。私は何度も留学をやめさせようと思った。フラッシュバックの苦しさを訴えるメールが長男から届き、どのような返信をしても長男を変えることができず、私の精神は崩壊寸前であった。

でも西岡さんは言われた。『諦めるのは全てをやり尽くしてからです』と。私はやり尽くしていないことに気づいた。長男の心を信じること、長男の生命力を信じること、長男の運を信じること、長男のために尽力して下さっている方々の善意を信じること、これこそ私がやり尽せずにいたことだった。長男は諦めなかった。これまでも諦めたことなどなかったのだ。諦めていたのはいつも私だった。

私は、長男が近いうちにフラッシュバックを克服することを確信している。長男を産んだ時に私が直感した本来の長男の素晴らしい人生はもう始まっている。

子どもの不登校で苦しむ親御さんへメッセージ

ここに至ることができたのも、カナダ留学のチャンスをお作りいただき、私の弱い心を希望に変えるために根気強く対応下さり、長男の成長をいつも喜んでくださる西岡さんの人間力の賜物です。私は何度も生きることを辞めようとしました。でも『強く生きることは難しいことではない』ということを西岡さんから学びました。生きることの意味を考え、生きる喜びを分かち合いたいと感じておられる方々が、西岡さんとご一緒に「カナダ留学」「カナダ移住」について考えられる機会を持たれ、人々に希望を配り続けていただくことを心より願っております。

体験談提供:佐伯久美子様(東京在住・会社役員/研究者)

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西岡彩からのメッセージ

佐伯様、この度はお忙しい中体験談のご提供にご協力頂き誠にありがとうございました。佐伯様ご家族と出会ってもうすぐ2年が経ちますね。全て諦めて生きてきました、と仰っていたお母様が私とお話をする中で生きる希望を見出し、H君と一緒にもう1度挑戦してみよう!と決められた日のことを私は今でもしっかり覚えています。

お母様は本当にお忙しく私とのやり取りはメールが多かったですが、はじめの2か月は毎日毎日二人で色んなことを語りつくしましたね。話すのもつらいことが沢山あったかと思いますが、お母様が全てを伝えてくださったお陰で私はこれから佐伯様ご家族にどのような進路を、人生を歩んで頂きたいのか、自分の中での思いを明確にすることが出来ました。

受け入れてもらえるか不安の中でカナダの高校に向けて願書を作ったこと、ボーディングスクールと面接を取り付けたこと、そして合格通知がもらえたこと!ビザが出てカナダに来てからもH君が沢山悩んだこと、それを今度はカナダにいる先生やお友達が認めて助けてくれたこと・・・願書を作る時に推薦状を書いてくださったお知り合いの方から始まって、H君の成長のために私だけではなく本当に色んな方が手を差し伸べてくれましたね。

コロナで一時期はカナダ留学の継続も危ぶまれましたが困難を乗り越える力がH君にはありました!無事に新学期にあわせてカナダに戻れましたので、あとはボーディングスクールでしっかり最後の高校1年を頑張って頂くだけですね。希望の大学も見つかった、ということで生きるのを諦めそうになっていたH君がここまで来られたのはやはりお母様の理解と愛情、支援があったからです。本当にお疲れ様です。

あと1年、H君とお母様と一緒に歩んでいけることを楽しみにしています。これからもどうぞよろしくお願い致します!

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