こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にある留学エージェントで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。私たちはカナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクールなど)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。
2023年11月ももうすぐ終わりを迎えあっという間に今年も最後の月になりそうですね、夏以降は2024年2月や9月からのカナダ中学校留学、高校留学のお問合せやお申込みを沢山いただいており本当にスタッフ一同有難く思っております。
10月頃に来年2月の入学ご希望の方はもういらっしゃらないかな、ということで留学中のサポート担当を留学アドバイザーチームと振り分けしていたのですが、驚くことに11月になってから新たに8名の方から2月入学でお申込みを頂き嬉しい誤算となりました。
2024年9月入学まで待たずとにかく早めに出発したい、という生徒様もいらっしゃいますしなかなか留学へ決断が出来なかったけれど、やっぱり最後のチャンスだと思って1年行きたいです!という生徒様もいらっしゃり皆様それぞれのご事情をしっかり理解し、私たちも最善の留学に関するアドバイスを責任持って行っております。
今日はあるご家族か2月か9月かの入学で迷っていらっしゃり、その際にこちらから回答した高校留学の開始時期に関するアドバイスを共有させて頂きますね!ぜひご興味があればご覧くださいませ。
もくじ
Q:現在中3です、高校1年生の9月で留学するか高校1年生を日本で終わらせてから留学するか迷っています。高校1年生を終わらせた場合どれくらいカナダの卒業単位に振り替えてもらえますか?
一般的には日本で取得した理数系(数学、理科、化学など)や副教科系(音楽、体育、美術、家庭科など)は文系の単位(国語、歴史など)よりもカナダで単位振り替えをしてもらえる可能性が高いです。また日本で生まれ育った生徒さんで国語力が年齢や学年相応にある、と認定されるとカナダの言語選択教科のうち日本語の分を授業の受講することなく認めてもらうことも出来ます。こちらについては学区の留学生担当のカウンセラーさんにご自身で確認してみてくださいね。
Q:日本で高1を終わらせてから来たら2年でカナダの高校を卒業出来ますか?
ただ、卒業にかかる期間というのは留学生の皆さんそれぞれの元々の英語力、学力、現地での英語力の伸びによって大きく異なりますので一概にネットで「2年で卒業出来ている人がいるから自分も出来る」と思い込んでカナダ留学を検討するのは少しリスクがあると思います。
カナダの卒業には必ず日本で言う国語にあたるENGLISHという教科を受講しパスする必要があります、この教科の単位を取るのが一番の難所だと言われていますので英語力がないとずっと卒業出来ない、ということになる可能性も出てきます。多くの場合は1-2学期目にESL(留学生用の英語コース)を終わらせ出来るだけ早くENGLISH10を取り始めることで、卒業までのある程度の期間をそこで予測することが可能となります。
私たちの生徒さんで一番年齢が高い方で17歳でカナダの卒業希望、ということでお問合せを頂き高校留学を開始されるケースがあります。学年でいうと高校2年生の9月もしくは2月ということになりますね。必ず2年で卒業出来ます、ということは絶対に言わないですが可能かどうかと聞かれる「可能性はある」ということになります。
私たちの生徒様のケースだけを見ていても2年で卒業希望で来た場合でそれが実際出来ている子は実は多い印象です、やはり英語力がカギを握るというところとどの学期でも単位を落とさない、夏もカナダに残って単位取得に励む、足りなさそうな単位があればオンラインでの取得を目指すというところで必死に頑張って実現されていらっしゃいます。
またカナダの現地校も都市部の学区は18歳になると卒業単位が取り切れていない場合も形だけ卒業、となりそれ以降は在籍出来ないところもあるのでご注意ください。ただ学区によっては19歳、20歳になっても頑張って卒業を目指している生徒様は在籍を許可してくれるところもありますので高校2年生以降で卒業希望の留学をカナダでご検討されている場合は必ずそういった年齢制限があまり厳しくないところで願書を出されることをお勧め致します。
Q: カナダの高校留学、高1から3年行くのと高2から2年行くのではどちらがお勧めですか?
私たちの感覚としては生徒様にもよりますが、やはり2年よりは3年、3年よりは4年いたほうが全体的な英語力の伸びに違いは出てくるかなという印象です。高校1年生で来られる場合、初めの1年は英語力を伸ばすことにフォーカスを置くことが出来ますし今後の進路に必要となりグレード11、12の単位を取る時はある程度英語力がついた中で受講をしていくことが出来るので全体的な好成績キープにも繋がります。
高2で来られるとグレード11からご入学される場合ですが、学年があがり難易度の高い授業を全て英語で受けることになりますので進学に向けて良い成績をキープしつつ、英語力も伸ばし2年で全ての単位を取り切らないといけない!となると納得できる成績を取るのはやはり相当な努力が必要と言えると思います。
高校1年を日本で完了したとしても派遣される学区や学校が高1の単位を全部そのまま認めてくれない可能性もございますし、そこから2年で卒業希望でも、一般的には2年+1セメスター(5ヶ月)かかることもありますので2年という留学期間は「全てがうまくいった場合」という感覚ですね。カナダでの高校留学を2年に凝縮してリスクとプレッシャーを持って留学するよりはリスクが少ない&卒業後の進路の選択肢が増える(英語力と成績の関係で)という目的であればやはり3年で来る生徒さんが多くなるのかなと感じます。
ただご家族皆さんそれぞれ留学を決められた背景、ご事情、留学の目的、そしてご予算は異なってきますので私としては「高校留学をしたい!」と思った時がその生徒さんにとってのベストなタイミングとなるよう、お一人おひとりに一番最適なプランをご提案することが使命だと感じております。IT’S NEVER TOO LATE!何をするにも遅すぎることはないと思っていますので「否定されることを恐れず」ぜひ何でもお気軽にご相談くださいませ。
ー以上がカウンセリング内容となりますー
弊社はカナダ全土の未成年留学に2009年から長年携わり、移民コンサルタントの資格を持っている弊社だからこそできる教育に重点を置いた中学校、高校留学カウンセリングを提供しているカナダ・バンクーバーにある留学エージェントです。ご家族、お子様の将来を信頼できる人に任せたい、と思っている方に出来る限りでご希望に沿ったサポート・アドバイスが出来るよう日々情報をアップデートしスタッフ12名で仕事に向き合っております。
数あるカナダ留学エージェントの中から弊社を選んでお問合せを頂きありがとうございます。引き続き皆様のご期待にそえるよう仕事にまい進してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩
2025年9月から新学期が始まり100名以上の生徒様が今年も公立学区・私立校・ボーディングスクールで新学期を迎えてくださいました。本日ご案内するのはスーク学区(Sooke School District / 公立学区)で高校留学にご通学中のRちゃんの体験談とコーチング面談内容をシェアいたします。
本日ご案内するのはウェストバンクーバー学区(West Vancouver School District / 公立学区)で高校留学を開始したKちゃんの現地でのご様子をご紹介いたします。現地校での受講科目や、カナダの高校のシステムについても交えながら、Kちゃんの現地での奮闘ぶりをご案内しています。
カナダのノースバンクーバー学区の公立高校通学も2年目となったMちゃんのカナダ現地学校生活の様子をご紹介します。Grade9の時は幼さもありましたが、Grade10は日本でいう高校1年生の学年となり、高校卒業をゴールとした教科選択となり内容の難易度も上がったところから、Mちゃん自身の自己意識も上がり、カナダ高校留学をさらに「自分事」として捉えてしっかり考え、行動できるようになりましたね!
今日の記事は、カナダのB.C.(ブリティッシュコロンビア州)、にあるqathet学区(カセット学区、旧Powell River学区) Brooks Secondary School に卒業を目指して留学中の、Sちゃんからの高校生活体験談をご紹介いたします。 Sちゃんは13歳で単身でカナダに渡航し、Grade8からスタートしました。ですが、実際に入学後、英語力もあり、学校ですぐにGrade9に変更してもらうことができました。ほぼ完全に英語環境の授業で苦労する事もありましたが、初めは人前で発表するのが苦手だったSちゃんも徐々にカナダの授業スタイルに慣れて順調に進級し、今年でカナダ3年目、9月からG11に在籍して卒業を目指して頑張っています。
今回は現在カナダのロッキーマウンテン学区にて公立高校に通っているKちゃんのカナダ現地学校生活の様子をご紹介します。Kちゃんとの面談では今月で2回目になりました。ロッキーマウンテン学区での授業内容やクラブ活動について沢山聞けてとても有意義な時間となりました!




