留学は本当に自分次第、16歳が感じた真の留学の目的と得たものとは(カナダ・パウエルリバー学区高校留学体験談)

私たちを知ったきっかけはウェブサイトやその他SNSから、というクライエントも多いのですが高校留学サポートについては今までサポートさせて頂いた方のお知り合い、ご友人、そのご親戚のお子さまというケースもかなり多いです。

やはり留学については子どもの将来と命がかかっているので出来るだけ「信頼出来るところに任せたい」という親御様のお気持ちが反映されているように思います。

今回、カナダの高校留学について体験談をくれたカレンちゃんもその一人です。カレンちゃんは私たちのスタッフのご友人からご紹介頂いた高校生でした。パウエルリバー学区という少しバンクーバー郊外にあるアイランドでザ・カナダな体験をしたカレンちゃんの素晴らしい体験談をぜひお読みください!

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カナダ高校留学開始時の英語力は?

ただ英語のテストが得意だっただけで全く喋れませんでしたし外国人との会話はできませんでした。英検も準二級しか持っていなくて最初は本当に苦労しました。常に翻訳機と隣り合わせの状態でした。単語も出来る限り覚えていったつもりでしたが全く喋っていると混乱したりと自分の英語力のなさに驚かされる毎日でした。最初の2ヶ月くらいは本当に自分自身にショックを受けての繰り返しでした。でも少しずつ気づいたら口から英語がでてきたり夢を英語で見るようになり少しずつ成長を感じました。

社会の授業を英語で受けることが1番難しかったです。1つ1つが新しい単語でたくさん苦労しました。でも本当に英語を喋るから喋らないかは自分自身が決めることです。留学先によって異なりますが日本人が多数いて日本語だけで過ごせることだってあります。でも本当に英語を学びたい強い気持ちがあれば絶対に英語力も伸びるし変わります。

カナダへ高校留学をしようと思ったきっかけは?

小学校6年間チアリーディングをやっていてアメリカの本場でチアがやりたいそこから留学をしたいと思うようになりました。中学で本気で留学を考え始めた時にはもうチアリーディングを辞めていたけどまたアメリカで挑戦したいという強い気持ちから両親にお願いしました。

ちょうどその時3つ上の兄がサンフランシスコに留学に行っていて楽しそうな毎日を見て羨ましく思っていました。でもアメリカは安全的な問題で両親からあまり私には行って欲しくないということで国を変更しました。最初は私の大親友が行くと言っていたニュージーランドを希望しましたが英語の訛りが強いと聞いて英語の綺麗なカナダを選びました。

そこで彩さんがカナダの現地で経営されるエージェントをお願いすることにしてパウエルリバー をおススメされここに決めました。最終的にパウエルリバー に来て良かったなと思っています。

カナダ留学中のホームステイ・学校生活で楽しかったこと

ホームステイは若い両親と4歳の男の子のいる家でした。毎日朝早くから騒がしい家でした。もともとスポーツが好きだった私はアクティビティなホームステイを希望していました。なのでこのホームステイは私にぴったりだなと思いました。

毎週のように山登り、魚釣り、バイク、ベアハンティング、木を切りに山に行ったりカナダでしかできない、自然いっぱいのパウエルリバー でしかできない沢山の経験を一緒にさせてもらいました。学校生活では毎日授業だけで精一杯で学校を楽しいと思ったことはほぼありませんが昼食の時間に友達と沢山話しながらご飯を食べるのが私にとって唯一の楽しい時間でした。

カナダ高校留学を通して大変だったこと

カナダに留学した1年を通してたくさんの苦労をしました。まずはホームシックです。一度も海外に1人で行ったことがなく家族とと1年間も離れて暮らしたことがなく本当に苦労しました。ホームステイも初対面で一緒に暮らすことは簡単なことではありませんでした。でもいつも自分のことを大切に思ってくれたことには感謝しています。

私は中国人のルームメイトを持ちました。シャワーを浴びたあとの片付けが全然なっていなかったり、毎日シャワーを浴びなかったり、服を変えなかったり。文化の違いにも苦しみました。何度もシャワーの使い方など話をしましたがその習慣が彼女にとって普通の生活でそれを変えることは簡単なことではなく受け入れることも大事だと思ってホームステイを変えることはしませんでした。

学校生活で大変だったことは時間の使い方です。ホームステイがアクティビティな家族でほぼ毎週色々なこところに連れて行ってくれましたが時には友達と遊びに行きたかったり宿題をやらないといけなかったり。最後の1ヶ月はテストもあったりみんなと最後に遊んだり、ホームステイとも時間過ごしたいけど予定がいっぱいで時間の使い方にとても苦労しました。

カナダの高校留学で一番思い出に残っている事

この10ヶ月たくさんの思い出がありますがほとんどの良い思い出は友達と過ごした時間だと思います。毎日学校で顔を合わせて放課後どこかに遊びに行って週末もどこかに遊びに行って。ほぼ毎週これの繰り返しでした。違う国の新しい友達と過ごした時間はとっても楽しく常に笑っていられた時間が私の思い出です。

もやっぱり1番を決めるとしたらバレーボールです。私はジュニアチームに入るはずだったのに間違えてシニアのチームに入ってしまいみんな年上の中で私1人だけ英語もうまく話せないそんな中バレーボールに挑戦しましたが本当にみんな優しく親切でチームのみんなが大好きでした。バレーボールは日本でやっていたものの1年以下しかやっていなくて技術もなく英語も喋れなくてこんな私がチームにいていいのかと何度も思ったことがありました。

でもそんなことを忘れてしまうくらいみんな私を助けてくれて1人のチームメイトとして認めてくれました。私にとってそれがとても嬉しくてたまりませんでした。ほぼ毎週あったトーナメント、パウエルリバー にはチームがほぼないため毎回フェリーで1時間半泊まりがけでトーナメントに行きました。チームメイトと過ごす時間、バレーボールをしている時間すべてが私にとってかけがえのない思い出です。

私の大好きなチームメイトに出会えたこと、それがカナダ留学を通して私の1番の思い出です。

留学を通して出てきた将来の夢や目標

中学二年生の時に担任の体育の先生に憧れて将来中学、高校の体育の先生になりたいという夢を持って高2の今でも夢は変わりません。でもカナダに留学に来て自分の英語力のなさに自分自信すごく驚く場面がたくさんありました。それは学校の英語の授業で「話す」ことが日常じゃなかったからです。いくら単語や文法を勉強していても実際に話してみないと自分の英語力ってわかりません。

この高校留学で実際に外国人と話してどれだけ英語を話す力が欠けているか気づけました。でもこれから英語はどんどん重要になってきます。そこで全ての生徒が留学に行くチャンスがあるとは限りません。だから私が英語の先生になって海外で通用するような英語を中学生、高校生のうちに生徒に教えられる英語の教師になりたいと強く思いました

そのために教育学のある大学に合格することが今の目標です。

これから留学する人に一言

留学は本当に自分次第です。うまく行く人もいれば本当にうまくいかない人だっています。海外にいれば英語が喋れるようになるだろう、その考えは間違えです。本当に自分から自ら動いて、友達を作って、沢山話して、英語の勉強も沢山してそして初めて変わります

私も最初は海外にいるという安心感で何もしていませんでした。でも突然友達に気付かされました。自分から動かないとダメだって。両親のいない生活、友達のいない生活、本当に辛いことだらけです。でもそれを乗り越えたら留学をして良かった、楽しかったってきっと思えます。

時間が過ぎるのが本当に早いです。だから一日を大切にして後悔のないように存分に楽しんでください!Good luck!!

カレンちゃんへ、留学コンサルタントからの御礼

カレンちゃん、1年のカナダ留学生活本当にお疲れ様でした!カレンちゃんの体験談は良いことばかり、楽しかったことばかり!ではなくて留学中に感じた不安や葛藤もしっかり書かれていてこれこそが「現実の留学」なのだと私も改めて実感しました。

言葉も通じない、誰も知らない、家族もいないところで生活するということは、絶対にハッピーな瞬間ばかりではないよね。でもその苦労を乗り越えたからこそ手に入るものがたくさんある、というのが本当の留学のだいご味でありわざわざ不便だと分かっている環境に飛び込む意味なのかもしれませんね。

今回のカナダでの高校留学を通してカレンちゃんは英語力はもちろんだけど国を超えた友情や、血は繋がっていないけど自分のことを大切に思ってくれる第二の家族との出会いを手に入れたね!高校生の間にそんな経験が出来るのは日本の中でも一握り、カレンちゃんが言うように日本で留学したい子が全員出来るわけではないので、親御さんの勇断に感謝しつつ今ある思いを忘れずに将来の夢に繋げていってほしいです!

カレンちゃんのような先生がいてくれたら日本のグローバル化はもっともっと進んでいくと思う、先生になる夢を心から応援しています!留学生活、本当にお疲れ様でした。そして素敵な体験談をありがとう!私たちも引き続きたくさんの生徒さんをしっかりカナダでサポートしていきますね♬

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩

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2024年11月2日に行われた東京のカナダ大使館主催のカナダ留学フェア、大雨にも関わらず大盛況でしたね!今回私はST JOHNS ACADEMYというショーニガンレイク近くにある名門ボーディングスクールのお手伝いとしてブースに座っておりました。今回の出張では東京での留学フェアが2回あり、沢山のお客様、生徒さん、ご家族が私に会うためにお時間を割いてご足労くださったことに本当に感謝の気持ちしかありません。私との出会いを大切に思ってくださるご家族が増えることを心より嬉しく思うと同時に、何より大事なお子様の未来・進路を託して頂くことにしっかり責任を感じながら引き続き仕事にまい進して参ります。

今回はカナダ・バンクーバー近郊のデルタ学区が提供しているELLサマーキャンプをご紹介します。デルタ(Delta)はバンクーバー空港から車で約30分、ダウンタウンエリアにもバスと電車で1時間程度で行ける距離にあり、都会から遠すぎず近すぎずのロケーションが魅力。デルタ学区はカナダ・BC州の中でも教育水準や進学率の高さで知られており、充実したプログラムを提供していますが、夏休み期間に開かれるサマーキャンプは、そんなデルタ学区の質のよいELLクラス(留学生向け英語クラス)を集中的に受講しつつ、各種アクティビティもしっかり楽しめる内容となっています。こちらの記事で、プログラムの概要や魅力、弊社から実際に参加された生徒さんの声をお届けします!

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単身のカナダ小中高校留学、親子留学、家族移民、教育移住、、、それぞれの分野で乗り越える壁はいくつかありますが「自由に生きたい!チャレンジしたい!」という気持ちがあれば必ず納得する方向に進むことが出来ます。私と出会ってくださったみなさんが、live your life(自分らしく生きる)をモットーとした毎日ウキウキする人生を歩めるよう常に上から引っ張り、下から支えるような存在であり続けたいと思います。このウェブサイトを見てくださった皆さま、ご連絡いただけるのを心よりお待ちしております。

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