こんにちは、「私らしく生きる海外生活の提案」をモットーにカナダ移民・留学・教育コンサルタントをしている西岡彩です。カナダ・バンクーバーに住んで18年が経ちました。アルバータ州出身の夫と出会って結婚し、今は3人の女の子がいます。
カナダ生活の大半はカナダの留学・教育現場で留学生のサポートに尽力してきました。1万5千人を超える方の留学や移民のプラン提案、カナダ現地でのサポートを行う中でいつしか「自分にしかできない仕事はなんだろう」と考えるようになりました。
私は今カナダ政府認定の移民コンサルタントの資格を持ちながらカナダの教育・留学について様々な年齢の皆様にアドバイスを行い時にはライフコーチングを行いながら皆様の目標に近づくライフプラニングのお手伝いもしています。
経営者としては全ての業務に責任がありますが、私が現在もこだわって自らカウンセリングを行っているのはカナダの中高校留学、不登校からのカナダ進学、カナダへのお子様連れの教育移住となります。自分が本当にやりたいことを突き詰めたら、やはり「日本の子供たちの可能性を広げる」「日本の子どもたちに明るい未来を描いて欲しい」に最終たどり着いた結果です。たくさんの親御様、お子様とカナダ中高校留学をきっかけにお会いできることを楽しみにしています!
カナダ政府認定移民コンサルタントとは
移民コンサルタントはカナダのビザ代行申請やアドバイスを合法的に行える唯一のカナダ政府認定の国家資格となっています。これを取得するためには移民法を学ぶ専門学校に指定の期間通い、高い英語力の証明と移民法に関する国家試験を合格する必要があります。
これからは留学プランだけではなく、留学の軸になるビザの知識がないと私が理想とするトータルサポート・コーチングは出来ないと思い2015年に復学し国家試験を受けて無事に認定を受けることが出来ました。
カナダ留学の種類
私は今まで個人留学のプラン提案や現地サポート以外にも日本とカナダの高校の姉妹校コンサルティングや、グローバル人材を育成する研修の企画、提案も行い団体海外研修に参加する皆さんの支援も行ってきました。
このウェブサイトで特に専門的に行っているのはコーチングの力が絶対必要となるカナダ中高校留学、未成年のボーディングスクール留学、そしてカナダの親子教育移住・大人の留学です。未成年の留学については主に親御様とお話をしながらお子様・ご家族がお持ちのビジョンを明確にしカナダでの進学をトータルサポートしています。
大人の留学については、ご希望の方が前向きな人生を歩むためにコーチングやレッスンを行いながら、その時の状況に応じてカナダで出来ることを提案していきカナダで最終の目標を叶えて頂きます。
自分を見失った日本での学生生活
ここからは少し長くなりますが、私がどういう人間なのか、カナダでどういう衝撃を受けて今ここにいるのか、を赤裸々に綴っています。興味のある方はぜひ読んでみてください。
これを読んでくださっている皆さんの年齢は分かりませんが日本では「今教科書でその範囲はやっていないから授業でやっている以外の質問は受け付けない」と学校で言われたり、「あなたはバレーボール部だからバスケ部には入れない」と言われたことはないですか?
日本は学校や社会で法律以外のルールがたくさんあってそれがとても良い時もあり(私は基本的にルールがあるのは好き)何かにチャレンジしたり学ぶ時には足かせになっているような気もします。
私は小さい頃から早く大人になりたい、と思っていました。小学校の時は知らないことがあるのが恥ずかしい、もっと色んな経験をしたい!そう思って色んなことにどん欲にチャレンジし勉強していたと思います。
でもそういう思いや気持ちが日本の学校生活では空回りして「なんか人と違う」といつも違和感を持って生きていました。クラスで少し趣旨の違う発言をしたらいじめられたり意見を言うと後から無視されたり。色々いって先生から面倒な存在だとレッテルを張られたり日本の学校生活では「違う=悪」になることが多かったように思います。
そうして中学校でその違和感と周りから浮いている感じはピークを迎え私は本当に人生LOST(迷子)状態でした。言いたくもない嘘をついたり、自分を傷つけたり周りを傷つけたり。
そして、色んな経験をし周りとぶつかり合いながら高校生になる時にはある程度日本の社会でうまく生きていく知恵を身に着けていました。何かあれば適当に笑ってごまかす、何かにつけて「ごめん」と言っておけば後から悪口を言われない、リーダー的存在や大多数の意見には反対しない、先生の言うことは静かに聞いておく。新しい提案は極力避ける。とりあえず受け身で差しさわりのない行動。
そしてそうやってある程度うまく生きていける自分が「周りにうまく馴染めるまで人間的に成長したんだな」と思っていました。が、やっぱりそうではなかった。無理して生きてきたんだなと気づいたのはカナダに来てからでした。
カナダで気づいた生きやすさ
カナダでは自分の意見を求められます。カナダのカレッジの授業で「あなたはどう思う?」とクラスメートから聞かれた時の衝撃を私は今でも忘れません。授業のグループワークの時に「意見がないならグループには入れない」と言われたんです。こちらとしては「え?意見を持っていいの???」という感覚でした。
意見を持つには責任が発生します。クリティカルシンキング力が問われます。誰かに何かを言うには、そのことについてしっかりリサーチをし自分なりに解釈を考えて理論的に言葉にする必要があります。誰かにこう思われるから、ではなく自分がこう思うから発言し周りの意見でフィードバックをもらいます。
それが間違っていれば容赦なく指摘されますしそれでも自分が正しいと思えば相手を説得します。そして全員が納得した答えが、その時の「正解」になります。大学生にもなれば本当に毎回どのトピックもヒートアップしてみんながガンガン意見を言い合うような時間でした。英語でそれを行うのは大変でしたが「ここなら自分らしく生きられる!」という場所を見つけた私は学業にもカナダ生活にも惜しみなく労力を注いだと思います。
私がlive your life(自分らしく生きる)をモットーとして新たな人生を歩みだすきっかけとなったのは間違いなくこの時でした。
海外でどんな自分になりたいか
異国での留学、海外で生活していくことは大変ですが「本当に自分は何をしたいのか」「自分はどういう人間なのか」を探して発見し、それを認めてあげるには適した環境が広がっています。
高校留学、大学留学、大学生の休学留学、ワーキングホリデー、社会人留学、短期留学、観光旅行・・・それぞれ色んな目標を持っての渡航だと思います。留学する中で目的を果たす、というのはもちろん大事ですが同時に「本当の自分探し」をする時間も意識して作り出してみてください。
自分はどういう人間なのか。何が幸せだと思うのか。
本当はどうなりたいのか。どう生きていきたいのか。
It’s never too late!! みんなで一緒に答えを探していきましょう。
YouTubeやブログでは前向きな留学生活に必要な心構えや知識、体験談などを随時アップしていますのでぜひ引き続きご覧ください!
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩