こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にあるカナダ未成年留学専門エージェントで教育・移民コンサルタントをしている代表の西岡彩です。私たちLIVEYOURLIFEは合計13名のスタッフで留学エージェント/教育コンサルティング会社を運営しており、カナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクール願書サポート)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。
2025年9月から新学期が始まり100名以上の生徒様が今年も公立学区・私立校・ボーディングスクールで新学期を迎えてくださいました。本日ご案内するのはウェストバンクーバー学区(West Vancouver School District / 公立学区)で高校留学を開始したKちゃんの現地でのご様子をご紹介いたします。

年齢:16歳
カナダ渡航時期:2025年9月から
学校:ウェストバンクーバー学区
学年:グレード11から開始、卒業希望
滞在方法:学区手配のホームステイ
カナダ高校留学の受講科目
カナダの公立高校は主に、セメスター制(10ヶ月を前期と後期に分けて、1セメスター毎に4科目受講し、通年で8科目)の学校と、リニア制(2セメスター通しで最初から通年8科目受講)の学校という、2種類のシステムの学校があります。Kちゃんが通っているウエストバンクーバー学区の学校はリニア制なので、9月から早速8科目を受講しています。
受講科目は、Day1でフィットネス11(体育)、アカデミックライティング11(英語)、ライフサイエンス11(理科)、フードスタディーズ11(家庭科)、Day2でソーシャルジャスティス12(社会)、アカウンティング11(数学)、プリカリキュラス11(数学)、リテラリースタディーズ11(英語)の8科目です。
また、通年でキャリアライフエデュケーションというカナダでは卒業必須単位の科目も取っています。
リニア制の学校は新学期から8科目が開始するので、まだ英語になれない生徒さんには初めから8教科に対応していくのは大変ではありますが、Kちゃんはコミュニケーションが得意なので早い段階から授業にも慣れて、早速どの科目でも頑張っています。英語、理科、社会などアカデミック系の科目も多いので難易度は高いと思いますが、フィットネスではジムでトレーニングをしたり、フードスタディーズではピザやお菓子作りをして、難しい授業の合間に息抜きもできているようで、バランスよく受講ができているようです。カナダのCookingのクラスでは日本の家庭科の料理よりも本格的なベーキングやお料理をすることが多く、またグループで作業をするので、まだ英語に自信がない生徒さんでも現地のカナダ人や他の国からの留学生とも交流ができる、とても良い機会となります。留学1年目の生徒さんの受講科目としては、とてもお勧めの科目です。
リニア制は一度に8科目の受講が始まるので、最初は大変ですが、10ヶ月を掛けて勉強し、最終成績がつくのが翌年の6月なので、ゆっくり時間を掛けて成績アップに向けて頑張ることができます。
一方、セメスター制は5ヶ月間で4科目ずつの受講になるので、一度に受講する科目数としては少なく、新学期が始まった頃の負担はリニア制より軽くなります。ですが、5ヶ月後のセメスター終わりで最終成績が付くので、成績アップを目指す期間はリニア制よりは短くなっています。
どちらのシステムもそれぞれの利点があるので、学校選びの際はよりご本人に合ったシステムに合わせられると、生徒さんの個性も活かせると思います。
フードスタディーズの授業でお菓子作りの様子

カナダの高校は日本の学校ほど宿題や課題も出ないクラスが多く、また学校も15時頃には終わりますので、日本の高校生のスケジュールと比べると時間の余裕もあると思います。
課題に追われるかどうかは、受講科目と時期、また担当の先生にもよりますが、逆に自由な時間も多い分、自分で学習時間を管理して、宿題が出ていなくても自主学習で予習・復習をするように習慣をつけることがとても大切です。Kちゃんも、受講中の科目で出てくる単語など、宿題ではなくてもしっかり自分で勉強をして、授業についていけるように努力をしているそうです。
留学中の友達作り
Kちゃんのホームステイ先には、ドイツ人のハウスメイトがいます。ホームステイ先に他の国からの留学生がいるかどうかは、ホストファミリーの家のお部屋の数や受け入れ体制にもよるのですが、繁忙期でない限りは学区も違う国籍の生徒さんを手配するように心がけてくれます。
ヨーロッパ系の留学生がいる場合は、英語力はすでに高めの生徒さんが多いので、ホームステイ先でも英語をたくさん使ってコミュニケーションを練習できるとても良い機会となります。
Kちゃんも、ホームステイに入居してすぐに、ハウスメイトのドイツ人の生徒さんと仲良くなっていました。早速お休みの日も一緒にお出かけしたり、学校や授業のことも情報共有したりと、積極的に自分からもコミュニケーションを取っていたので、お互い留学中の楽しい事、ちょっとした愚痴なども共感することができ、心強い存在となっているようです。またハウスメイトと仲良くなると、その生徒さんの国の友達との輪も広がっていくので、Kちゃんも他のドイツの生徒さんとの繋がりもできており、新学期からすぐにお友達がたくさんできていました。


ホームステイ先では、最初の頃は遠慮をしたり、学校生活で疲れてしまい自分の部屋に篭りがちな事も多いのですが、せっかく留学をしている機会なので、そこは疲れていても自分の気持ちを少しプッシュして、自分からリビングルームに出ていく、ハウスメイトやホストファミリーに子供さんがいたら、どんどん声を掛けていくという努力が大切です。それをするとしないでは、英語力の伸びや、自分の交友関係の広がり方も大きく変わってきますし、どれだけ充実した留学生活が送られるかにも大きな差が出てきます。

JANリンクのオフィス訪問
カナダの学校では、Professional Development Day(PD -Day)という日が、どこの学区でも2ヶ月に一度くらいの頻度であります。この日は、教職員が定期的に教育方針の向上を目的として、学校内で会議をしたり、教員たちがトレーニングを行う時間を設けてあります。
そして、この時は平日ですが生徒さんは学校がお休みとなるので、PD -Dayを利用してオフィスに遊びにきてくれる生徒さんもたくさんいらっっしゃいます。普段は、バンクーバー郊外の少し遠方で留学している生徒さんも多いので、この日は朝から出発して、ダウンタウンにあるオフィスにきてくれることが多く担当のアドバイザーと顔を合わせて近況報告を聞いたり、私たちも普段は会えない生徒さんたちと交流して、素敵な時間を過ごさせて頂いています!
Kちゃんも、同じ学校に通っている弊社の生徒さんと一緒に遊びにきてくれて、新学期の様子をたくさん教えてくれました。私たちアドバイザーも生徒さんからの生の声や体験談を日々たくさん聞いていますので、現地にいないと分からないような学校内の情報などもたくさんお聞きすることができ、また私たちの経験を通して生徒さんたちにもアドバイスをさせて頂くことができるので、PD -Dayは生徒さん達とこういった交流ができる素敵な機会となっています。
オフィスでの1枚

Kちゃんは、当初は1年留学の予定だったのですが、実際留学を開始して現地の雰囲気なども合っていて、もっとこちらで頑張りたいという気持ちが強くなったそうです。そして、今は卒業まで目指そうという目標に変えて頑張っています。
まだまだKちゃんの留学は始まったばかりですが、今後の活躍がとても楽しみです!これからもKちゃんの留学生活を応援しているので、またオフィスでお会いできるのを楽しみにしいます(^^)
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現在は2026年2月もしくは2026年9月からの中学留学、高校留学のカウンセリング及び願書お手続のサポートを行ってまいります。4月以降の留学開始や夏の短期留学、サマースクールのお手配も可能となりますのでお子様の留学をお考えの皆様は引き続きお気軽にお問合せください。
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩


