どんなサマーキャンプ、ホームステイ生活、学校生活を送っているのか聞いてみました!
学年:Grade11
期間:2023年7月から8月:語学学校ILSCのサマーキャンプ&High School Bridge Program 2023年9月から2024年6月:BC州の私立小中高一貫校
年齢:17歳から18歳
ホームステイ:学校が手配
履修中のクラス:ELL(留学生用の英語のクラス), Art(美術),チャペル
2023年7-8月
ILSCのUBC(University of British Columbia)寮でのサマーキャンプでは、メキシコ、韓国、台湾からの留学生とも仲良くなることができ毎週金曜にはダンスパーティがあるのですが、その際に帰国する生徒たちを送別したり、空港に向かうバスまでお見送りしたりなどするほどの距離感の関係性になれたそうです。インスタグラムなども交換し、今も連絡を取っているということでしたので、将来の財産となるような出会いがあったようでよかったですね!
メキシコからの留学生の恋愛観に触れる機会があったり(お互いに相手が母国にいるのに、他の人と距離感が近かったり)、国や文化の違いを感じることもできたと笑いながらお話してくださいました。またウクライナからの長身の男子生徒と、2-5(女子チームが5人)でバスケをしたのですが、相手が2人で、かつ女子のチームにはバスケ部もいたにも関わらず負けてしまい、年下にもかかわらず体格の違いに驚いたということでした。
いろんな国からくる人達との係わりを通して、価値観・恋愛観や体格の差によるスポーツの優位性などいろんな違いを経験する機会になったのではないでしょうか。
UBC寮は大学生が夏休みに帰省する機会を利用して、今回のサマーキャンプで寮の貸し出しをしていますが、UBC寮での滞在中はUniversity of British Columbiaという大学そのものの、敷地を見ることもでき、その敷地や施設の大きさに驚いたり、ラグビーなどの部活で学校に来ている生徒さんを見かける機会もあり大学の寮ですごしているんだなぁ、と大学生気分を味わうこともできたのだとか。
サマーキャンプの授業では、ご自身のレベルも合っていたのと、関係代名詞など文法をしっかりと学ぶ機会があったので復習にもなるし、新しいことも習うこともできたと仰っておりました。
ILSCのHigh School Bridgeプログラムに移動してから、授業はどちらかというと実用的なことが多く、またベネズエラ、中国、台湾などから来ている生徒もいるので、それぞれの国の情勢なども学ぶことができてとてもためになっているそうです。
ここまでの時間を過ごしていて、英語を話すスピードが上がったり、日常的な相槌の仕方などがわかってきたと成長を感じているということでした。
仲の良い中国人の生徒さんの英語力が高いので、同じグループで横に座って話し方などを聞いて、真似するようにしているということで、Aちゃん自身の勉強に対する熱心な気持ちにもあたらめて感心しました!
また韓国人の生徒さんとも仲良くなったようで、一緒にカフェに行って英語でお話しているそうなのですが、その際に英語での伝え方がわからなければお互いに調べて
「英語でこういうんだね~!」と一緒に成長していく仲間もできたみたいです。
9月
ILSCのプログラムは留学生向けのもので、「英語を学ぶ」というものに特化した内容になりますが、いよいよ私立小中高一貫校での授業が開始となりました。
今学期は、留学生の藍さんにとって一番最初の学期ですので
ELL(留学生用の英語のクラス)、Art(美術)、そしてチャペルの授業となっております。
ELLでは今期はクラス人数が8名で1クラスしかなく、
ILSCでも勉強されたAちゃんにとっては、ビギナーレベルの生徒さんもいるので難易度的には少し物足りないと感じているそうですが、
単語などの意味がわかる生徒が他の生徒に意味を説明する場面も多々あり、自分が知っている単語でも改めて英語で人にわかりやすく説明するのは
なかなか難しく、自分にも勉強になると感じる場面もあるとポジティブに受け取り頑張ってくれていました。
Artのクラスでは、元々ドラマのクラスの方が参加者が多く、お友達ができる機会になるかもよと言われていたそうなのですが
Aちゃんとしてはアートの方がやりたいと思い、そちらを選択したら、クラス人数が学校史上でも最小の人数ということがあったのだとか。
残念に思っているのかな、と思っているのかな?と思いましたが、逆にクラス人数が多すぎても自身が発言できなかったりするだそうけど、今のクラスではコミュニケーションがとりやすいし、先生からの一人ひとりの生徒に対するアテンションも高く感じているそうです。
また、このクラスに参加している生徒さんもみんな優しくて、最初にミサンガ作りをしたときも手取り足取り教えてくれたり、
ドラマのクラスの生徒を一人連れてきて、ボディペイントをするという内容の時も、Aちゃんが自分へのボディペイントを終えるのが遅くなってしまい
ドラマのクラスの生徒さんがみんな埋まってしまっていたので、空くのを待っていたら、同じアートのクラスの生徒さんが、ドラマのクラスの生徒さんに
「Aちゃんにもう片方の腕を貸してあげて!この子上手だよ!」といってくれた場面もあったそうです。
その他、普段の生活を通してこの学校の生徒さんの見返りを求めない優しさは、お友達とも見習いたいね、という話しをしたんだとか。
チャペルの授業では、校長先生がクリスチャニティについての話をしたり、聖歌を歌ったり聖書を読んだりするそうです。聖書の内容は日本語でも難しい側面があるので、大変そうではありますが、なかなか興味深いといったご様子でした。
学校手配のホームステイ先ではホストファミリーがAちゃんにとって居心地の良い環境を整えてくれるし、ホストシスターとも仲良くて一緒に話したり、映画を見ようとかウォーキング行こうとお互いに声をかけあったりととても仲良く過ごしているご様子でした。
ホストシスターが大学の先生を目指している関係で、わからない単語があった際にとても分かりやすく説明してくれるのもありがたいと感じでいる様です。
ホストマザーは料理上手で食事も美味しいし、自分で好きな量を取れるので少ないと感じることもなく、円満に過ごされているということで、私達も嬉しく感じます!
土日は現地校の生徒さんやILSCの時のお友達を遊びに出かけたりなどしている様で平日も週末も楽しまれているご様子でした。
10月
最近、学校ではバイブルスタディという月に1回のクラスも始まったそうです。
現地の生徒さんの中には敬虔なクリスチャンの方も多く、授業もそういった内容について
話が出てくることも多いのですが、普段の授業の中でも聖書の内容などが例として出てくるため、その話をより一層理解できるようにしたり、
科学の授業では科学の目線と、聖書での目線で話が出ることが多いため、こういった機会が日本人留学生用のクラスとして開講しているということでした。
例えば、宇宙の起源も、科学であればビックバンから始まったと習いますが、聖書の世界では7日間で神様が創造したと学ぶためそれぞれの目線で物事を学ぶのは、脳を切り替える必要はあるものの興味深いといったご様子でした。
今後こういった内容で、自分の考えをエッセイにまとめたりする機会も出てくるという話を学校の先輩に聞いたそうでどうやってまとめることになるのか想像がつかないです~!とドキドキされているご様子が可愛らしかったです。
ELLの授業では、以前は少し簡単すぎるかなと感じていたお話がございましたが
レベルアップしてきていて、ストーリーを扱い始めたので
新しい単語を学ぶ機会があったり、上記の通りバイブルスタディではクリスチャン系の英単語もでてくるのでそれを日常の英語で類語を探したりなどして、日常で使う単語に結び付けたりしているということで頑張り屋さんのAちゃんらしく、目の前で起こることを工夫して、自分の知識にしていこうとする姿勢が見られました。
アートの授業では、毎回新しいことをやるそうで、最近では水彩画、Thanksgivingがあったのでカボチャのペイントなどを行ったそうです。
キンダーガーデンの生徒に絵を教えに行く機会もあったそうで、教える生徒さんたちがAちゃんの妹さんと同い年くらいだったので、懐かしいなぁと感じたそうです。
手をつかんだら話してくれない生徒さんとかもいてかわいかったと仰っておりました。中には日本人の生徒さんもいて、日本語で教える機会もあったそうです。
ホームステイでは、ホストシスターや留学生とさらに仲良くなったと感じているそうです。
みんなで遊びに出かけたり、シスターの部屋で映画を見ることも多く、交流できる場面はたくさんあるご様子です。
ここ最近はホストシスターが高校3年生でミーティングなどの機会が多く忙しくなってきたため、最近では同じ家の留学生と映画を見ながらお話したり、カラオケに行ったりして過ごしてさらに仲良くなったみたいで、変わらず問題なく過ごしているそう^^
ハロウィーンでは同じホームステイ先の香港からの留学生がスティッチに、Aちゃんはユニコーンになって、Trick or Treat?!をして
北米らしいハロウィーンを過ごしたそうです!お菓子もいっぱい!
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩