コロナ禍でも最大限に楽しみ悔いなくカナダ高校留学終了!(ラングレー学区での1年体験留学)

コロナ禍での海外留学については今いる子たちはどうしているのですか?どんな生活をしていますか?と聞かれることが多いです。今カナダへの中高校留学を考えている皆さんが前向きになれるような体験談が届きました!

愛ちゃんは2020年2月の新学期からカナダの1年高校留学を体験したので、ちょうど来てすぐにコロナ騒動になりました。その時どうカナダに残ることを決断し、そして高校留学生活を過ごしたのか・・・若くて力強い愛ちゃんの素晴らしい高校留学体験談をぜひお読みください!


        お名前:横山 愛さん
     年齢:17歳
     カナダ留学期間:10か月
     学区:ラングレー学区
     滞在先:学区ホームステイ

コロナ禍で親から猛反対されたカナダに残る決意


私は日本で私立高校に通っていて高校2年生の1月末に約1年のカナダ高校留学をするためにバンクーバーにやってきました。1年も時間がある!カナダでたくさん経験を積みたいな、色んな交流をして国籍豊かな友達を作るぞ・・・!という意気込みで渡航したもののカナダに到着して約2か月でコロナになりました。

せっかく生活にも慣れてきてこれから!という時に私の希望や想像していたキラキラした留学生活がコロナという渦に飲み込まれ消えていくのを実感したことを今でも覚えています。

その中でも西岡さんや担当してくれていた担当のスタッフさんから騒動が起こってすぐに連絡がありました。

「コロナは未知のウイルス。今カナダにいてもし愛ちゃんに何かあっても親御さんが駆けつけることが出来ない。病気だけではなく万が一事故にあったり、もし日本の家族に何かあっても自由に行き来出来ない。何かあってからでは遅いというリスクがあります。強制的に帰国、ということは出来ないけれど私たち大人としては未成年のみんながカナダにこのまま残っているのは不安。少し落ち着くまで帰国して日本からオンラインで留学生活を続けるか、もしくはこのままカナダに滞在するのか日本の親御さんとも相談してください」

私はカナダに残るか日本へ帰国するかどちらか、と言われた時は本当にどうしたらいいのか分からずとても悩みました。

学校の先生や私の親、家族のほとんどが「今すぐ日本に帰ってきて欲しい」と言いました。でも私はせっかくカナダに来ているのにこのままなんて帰れない、自分のことは自分で守って何かあっても自分で責任を持つ、だからカナダにいたいんだ、と何度も親にそう話をしました。あきらめずにここでもっとやりたいこと、見たい事、挑戦したいことがたくさんあったからです。

最終的に西岡さんやスタッフの皆さんも私の気持ちを理解してくれ何かあったら出来る限りではカナダでもサポートすることを決めてくださり、日本の親もそこまで愛がいうなら、と私の気持ちを優先する選択をしてくれました。

私はこの時に相手を説得するにはとても時間がかかること、そして自分の意志を貫くためには責任も伴うし誰にも甘えて生活することは出来ないんだということを学びました。

カナダの現地校がコロナで休暇中、どのように過ごしていたか

2020年の3月中旬からカナダの現地校は2週間の春休みでしたが、その後もコロナの影響で学校は閉鎖されオンライン授業が6月の頭まで続きました。コロナで多くのイベントや学校の行事、サマースクールなどがキャンセルされてしまいましたが、私は本当に心の優しいファミリーに恵まれたお陰でその間もとても楽しく充実した日々を過ごしていました。

例えば、家族みんなで車で行けるところに少し遠出をしたり、自然たっぷりの環境でキャンプをしたりウイルスに関する対策をしながらも「カナダらしい体験」をたくさんさせてもらいました。ホストファミリーは私を本当の娘のように大切にしてくれましたし、ホストの子どもたちも私も姉のように慕ってくれて私も本当の家族のように愛情が沸いていました。

コロナで自粛中に部屋にずっといて暇、ということは一切なくずっとファミリーと時間を過ごさせてもらったお陰で英語力もしっかりついたし、表現をしたり相手とのコミュニケーションの取り方なども勉強出来ました。家族の一員として夏のカナダの大自然に触れながら家族と一緒に自然を駆け回り、マザーといっぱい話をして過ごした時間は一生忘れません。私の大切な、大切な宝物です。

カナダの高校留学で得たものは何ですか、と聞かれたら英語力ではなく絶対「このファミリーと過ごした時間です」と答えると思います。感謝してもしきれない素晴らしいファミリーでした。

カナダの現地高校での生活(コロナ禍で対面授業が再開!)


6月から少しずつ対面とオンラインが交互に始まるようになり、夏休みが終わった9月からは対面授業が再開して学校に通えるようになりました。

学校が始まってからは、今までの時間を取り戻すようにたくさん友達と交流して時間を一緒に過ごしたい、という気持ちで頑張りました。対面授業が出来ることがこんなに有難いんだ!と心から実感したので学校の授業も身が入って集中できたと思います。

私はリーダーシップ、という現地校のクラスに参加して学校の行事やイベントをリーダーとして仕切るようなプロジェクトを担当しました。カナダもコロナで大変ではあったけれどハロウィンやクリスマス会などの行事を企画し、友達と一緒に計画して実行し楽しい時間が過ごせたことはとても良い思い出になっています。

夏休みが終わったくらいからは英語力にも自信がついていたので積極的にローカルのカナダ人の同級生と関われるように努力をしました。カナダのローカルの友達が出来たことは更に自信になったし留学に来る前の一つの目標だったので自分でも良く頑張った!と思える点です。

私は日本でもずっとダンスをしていてダンスが生きがい、といえるくらい楽しめているのでこちらでもダンス部に所蔵してカナダ人の友達と一緒にダンスをして交流を持ちました。みんな私のことを受け入れて一緒に活動してくれて本当に良いメンバーに恵まれたと感謝しています。

中止になっていたダンスパフォーマンスが出来ることになったのでみんなで目標に向かってたくさん練習した日々はとても充実していたし、パフォーマンスを披露出来たので本当に嬉しかったです!


カナダ現地での高校留学サポートはいかがでしたか?

先にカナダの高校留学を経験した先輩たちからも「行ってから大変だよ!」と言われていたので、カナダに来てからも日本語で何かあったら相談出来るのはとても助かりました。特に最初の1か月は授業のスケジュールだったりホストファミリーとの関わり方、そして基本的な携帯やバスの乗り方などたくさん教えてもらいました。

担当してくれたスタッフさんはカナダに長いこと住んでいて、高校留学の担当を8年くらいしているよーと仰っていたのですごく頼りになりました。関西弁でいつも励ましてもらい、何かあっても前向きに進めるように温かい言葉をいつもかけてもらいました!

友達にはちょっと照れくさくて言えない、親にいうと心配しそうだし言えない、ということも担当のスタッフさんであれば安心して伝えたり相談することが出来たのは大きかったです。1か月に1回の電話の時間を結構楽しみにしていて、親も私のことをカナダ現地でしっかり見てくれている人からレポートが届くのを毎月心待ちにしていたと聞きました。

カナダ留学を通して感じたこと・感謝していること・メッセージ

私はコロナ禍出の留学になったのできっと普通の高校留学よりももっとたくさんの人の支えがあったと実感しています。親がカナダに残っていい、と決断してくれたおかげで本当に本当にかけがえのない時間を過ごしたくさんの思い出を作ることが出来ました。友達や学校の先生、エージェントの皆さんの温かい言葉やメッセージに何度も救われて私は悔いなく留学生活に幕を下ろせたと感じています。



コロナ騒動で海外からカナダにくる私たちのような留学生には大変な状況となりましたが、この時に海外に出て頑張った経験をした人にしか味わえない痛み、苦しみ、不安があったからこそ自分自身がもっと強くなって日本に帰国出来たのではないかと思います。

どんな状況であっても前を向いて進むこと、どうやったら明るくいられるかを考えること、そしてその時をどう楽しむかしっかり考えることがとても大切だと思います。これから留学する皆さん、最初から不安ばかりを数えずに前向きに準備を進めてカナダに来てからも頑張ってください。

これから来る皆さんが、自分らしく最高のカナダ高校留学生活を送れることを私も願っています!カナダはとても過ごしやすくて私は大好きになりました、絶対にまた帰ってきたいと思っています。ありがとうございました!

 

 

愛ちゃん、素晴らしい体験談をありがとうございました!コロナ禍で帰国か滞在継続を選択するときは色々大変だったね。私たちも本当に心苦しかった・・・それでも愛ちゃんがしっかり考えて出した答えを最終的にはみんなが応援してくれたね。

未成年が世界的な有事の時に親元から離れる、というのは私も親目線からしてすごく不安だったけど最終的には「愛ちゃんだったら大丈夫だ」と思われてくれたね、親御さんや学校の先生を説得するときの力強い言葉、責任感があって前向きな思い、どれも大人の心を変えるくらいのパワーがありました。

その後の生活も愛ちゃんが言っていた通り、最大限に努力して頑張っていたね。私も担当したスタッフも本当に本当にすごいな~と毎日感動しながら愛ちゃんのカナダ生活を見守っていましたよ。コロナだから、とかこれが出来ないから、あれが出来ないから、と言い訳することなくこの状況でここまで充実したカナダでの高校留学生活を送れた愛ちゃんは本当に素晴らしかったです!

約1年のカナダ留学生活、本当にお疲れ様でした。ダンスが好きで人と話すことが得意でいつも「今を生きる!」を大切に頑張っている愛ちゃんからたくさんのことを学ばせてもらいました。日本での残りの高校生活も愛ちゃんらしくパワフルに過ごしてください!

またいつか日本かカナダでお会い出来ることをスタッフ一同楽しみにしています。ありがとうございました!
 

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩
 
 

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