こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にあるカナダ未成年留学専門エージェントで教育・移民コンサルタントをしている代表の西岡彩です。私たちLIVEYOURLIFEは合計12名のスタッフで留学エージェント/教育コンサルティング会社を運営しており、カナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクール願書サポート)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。
今回は、カナダ高校留学中のKちゃんとの定期留学面談の様子をご紹介します。Kちゃんは現在Grade11としてカナダの高校に通っており、海外留学をスタートしてから約6か月が経ちました。カナダでの実際の留学生活・授業の様子・クラブ活動・ホームステイ生活をリアルにお伝えする留学体験談として、毎月弊社が行っている留学コーチング面談より親御様への留学報告書をもとにまとめています。
もくじ
カナダ高校留学|Kちゃんの好きな授業と学び
カナダ高校留学・海外留学を検討している保護者の方からよく聞かれるのが、「カナダの現地校で実際の授業についていけるの?」という不安です。Kちゃんの留学体験談を通して、カナダの高校での学びのリアルをお伝えします。
今学期Kちゃんが履修している科目は、数学11・コンポジション10・アート11・化学11の4科目です。
数学11では現在二次関数を学んでいますが、日本でも学んだことのある内容のため、比較的余裕を持って授業に参加できているそうです。先日2回のテストがあり、どちらも満点を取ったとのこと。周りの生徒から「めっちゃ天才」と驚かれたそうですが、Kちゃんご本人は「日本でやったことがある内容だったので、あまり大したことではなかった」と少し照れながら話してくれました。先生も優しく、質問すると丁寧に教えてくれる環境で安心して取り組めているご様子です。
コンポジション10(英語)の授業では、文章を読んで説得力を持たせるための技法を分析したり、単語のニュアンスの違いを学んだりしています。たとえば「静か」を表す”Quiet”と”Silence”の微妙な違いなど、英語をより深く理解するための学びが続いています。また現在はCreative Writingがメインとなっており、短編小説を読んで設定や視点・作者の意図を分析しながら、自分でも一人称小説を書く課題に取り組んでいます。「物語を考えるのは得意だけど、比喩や逆説を英語で表現するのは難しい」とおっしゃっていましたが、毎回の授業で着実に力をつけている様子が伝わってきました。
化学11では有効数字やモル質量について学んでいます。元素表をもとにそれぞれのモル質量を計算するなど、専門的な内容も増えてきていますが、しっかりと理解しながら授業を受けられている様子でした。「数学は記号が日本と同じなので比較的わかりやすいけど、化学は専門用語があるので少し難しい」と話してくれました。カナダ高校留学では理数系科目も英語で学ぶため、最初は専門用語に戸惑う留学生も多いですが、Kちゃんのように前向きに取り組むことで着実に力がついていきます。
カナダ高校留学|アートの授業での挑戦
カナダの高校留学では、日本ではなかなか経験できないユニークな授業が魅力のひとつです。アート11の授業は、Drawing・Painting・彫刻をローテーションで学ぶ形式で、毎回新鮮な課題に取り組んでいます。
黒い紙に白いチョークで絵を描いたり、粘土でドラゴンを作ったりと、表現の幅が広い内容が続いています。「戦争や社会問題を訴える」テーマの課題では、普通の家庭で育つ子どもと戦争の中で生きる子どもを対比した絵を描いたとのこと。高校生が社会的テーマに向き合いながら表現するこうした授業は、カナダ留学・海外留学ならではの学びと言えます。
またクラスでは『Animal Farm』という本を読み、プロパガンダの手法についても学びました。文学を通じて社会の仕組みや権力構造を考える授業は、カナダの高校教育の深さを感じさせます。カナダ高校留学では英語力だけでなく、こうした批判的思考力や表現力も自然と身についていきます。

カナダ高校留学|クラブ活動とスポーツへの挑戦
「カナダ留学中、クラブ活動には参加できる?」という質問を保護者の方からよくいただきます。Kちゃんの留学体験談からも、カナダの高校のクラブ活動の充実ぶりが伝わってきます。
Kちゃんはカナダ高校留学の中でさまざまなスポーツに積極的に挑戦しています。最初のシーズンにはラグビー部に参加しました。ラグビーは初めての経験でしたが、「ルールは単純で意外と初心者でも参加しやすかった」とのこと。練習を重ね、2回の試合にも出場しました。
冬のシーズンにはバスケットボール部のトライアルを受け、見事合格。初心者レベルということで試合には出ず練習参加が中心でしたが、15名ほどのチームメイトと交流しながら楽しく取り組んでいる様子でした。新学期に入ってからはサッカー部への参加も検討中で、ホストシスターもサッカー部に所属していることもあり、一緒に参加できるのを楽しみにしているようです。
カナダ高校留学では、このようにシーズンごとに異なるスポーツやクラブ活動に参加できる環境が整っています。スポーツを通じた友人関係の広がりは、海外留学生活をより豊かにしてくれる大切な要素です。

カナダ高校留学|ホームステイとカナダ生活
海外留学・カナダ留学を検討している保護者の方が特に気になるのが、ホームステイ生活の様子ではないでしょうか。Kちゃんのカナダ生活は、ホームステイ先でとても良い関係を築けているご様子です。
夕食はホストファミリー全員で一緒に食べながら会話を楽しんでいるほか、週末にはアスレチックやウォーターパーク、ローカルホッケーチームの観戦など、アクティブな交流が続いています。引っ越し直後には近くの湖でSUP(スタンドアップパドルボード)に連れて行ってもらうなど、カナダ生活ならではのアクティビティも体験しています。
ホストシスターが同じ学校に通っているため、車で一緒に登校する毎日です。家族全員が揃ったクリスマスシーズンには、クリスマスディナーや友人宅でのゲーム、ボクシングデーには農場で焚き火をしながらホットドッグを作るなど、カナダのホームステイならではの温かい年末年始を体験しました。

さらに年末年始にはホストマザーの知人の日本人ご夫婦が来てくださり、きなこ・あんこ・みたらしなどさまざまなお餅を用意してくれたとのこと。カナダらしいクリスマスと日本らしいお正月の両方を体験できた、とても充実した冬休みとなりました。

新学期が始まった後には、凍った池に穴を開けて飛び込むというカナダならではのアクティビティにも挑戦しました。入水後はホットタブやサウナで体を温めるという流れで、カナダ生活の醍醐味を存分に味わっているご様子です。カナダ高校留学では、こうしたホームステイを通じた文化体験も大切な学びのひとつです。

カナダ高校留学|新学期の新しい科目と学び
新学期からはKちゃんの時間割も大きく変わりました。体育・アウトドアエデュケーション・サイコロジー12・カリナリー(調理)の4科目を履修しています。
カリナリーの授業では実際にカフェテリアへ提供する食事を作る実践的な内容に取り組んでいます。クラスには日本料理に関心のある生徒が多く、先生からも「今後メニューに日本食を取り入れるかもしれない」と言われているそうで、「何にしようか考えているところです」とワクワクした様子でお話してくれました。これまでにホストファミリーにカツ丼を2回作ったこともあるそうで、調理を通じてカナダの人々に日本の食文化を発信するという、カナダ留学ならではの素敵な交流が生まれています。また今後はクラス旅行でカルガリーを訪れ、アイスクリームや餃子の製造工場見学も予定されているとのことです。
アウトドアエデュケーションではスキー実習も体験しました。初心者レベルのKちゃんはインストラクターに1対1で指導してもらえる機会に恵まれ、担当のドイツ出身のインストラクターから自身の留学経験も聞かせてもらえたそうです。「最後の1か月が一番楽しかった」というインストラクターの言葉を受けて、「私も最後まで楽しかったと言えるように過ごしたい」と話してくれたKちゃんの言葉がとても印象的でした。カナダ高校留学・海外留学では、こうした出会いから留学への向き合い方が深まっていくことも多くあります。
サイコロジー12はGrade12レベルの科目で難易度は高めですが、留学生からの評判も良く、意欲的に取り組んでいるご様子です。

カナダ高校留学|英語力の成長とコミュニケーション
カナダ留学・高校留学を考えている保護者の方からよくいただくご相談のひとつが、「英語が話せなくても大丈夫ですか?」というものです。Kちゃんの留学体験談は、そんな不安を持つ方にとっても参考になるかと思います。
留学2か月目頃から、周りの生徒が使うフレーズがなんとなく聞き取れるようになってきたと感じているご様子です。一方で「会話が1ターンで終わってしまう」というお悩みもお話しいただきました。
スモールトークの文化が日本ではあまり馴染みがないことも影響しているかと思いますが、「相手が得意なことについて質問してみると、相手が喜んで話してくれる中で次の質問が生まれてくる」というアドバイスをお伝えしました。カナダ高校留学では、英語力の向上とともにコミュニケーション力も少しずつ確実に育っていきます。


カナダ高校留学|この6か月で感じた成長
カナダ高校留学・海外留学の大きな魅力は、英語力の向上だけではありません。Kちゃんのこの6か月の歩みを振り返ると、学力面はもちろん、人としての成長が随所に感じられます。
ラグビー・バスケットボールとスポーツにも果敢に挑戦し、ホストファミリーとの生活も日々深まっています。カリナリーの授業では日本食を通じて文化を発信する機会も生まれており、留学生活の中に自分らしい役割を見つけつつあることが伝わってきました。スキー実習でのインストラクターとの出会いを通じて、「最後まで楽しかったと言える留学にしたい」という前向きな言葉が生まれたことも、高校生としての大きな成長のあかしだと感じています。
カナダ留学、カナダの高校留学では、世界中から集まる生徒たちと交流しながら視野を広げ、自分の好きなことや得意なことを発見する機会がたくさんあります。Kちゃんもこの6か月で自信をつけ、次の学期への期待を胸にしっかりと前を向いています。


バンクーバーにある留学エージェントオフィスでの面談様子
これからもKちゃんのカナダ高校留学を、現地の留学エージェントとしてしっかりと見守りながらサポートを続けていきたいと思います。
夏には名門ボーディングスクールとして知られるリドリーカレッジのサマーキャンプに参加したKちゃん。その後バンクーバーにある私たちLIVEYOURLIFEの留学エージェントオフィスにお母様と一緒に立ち寄ってくださり、面談を行いました。そして9月からは、大自然に囲まれたロッキーマウンテン学区へと新たな舞台を移されました。オフィスでの面談時に撮影した記念写真には、これからの新生活への期待と少しの緊張が入り混じった、Kちゃんの凛々しい表情が残っています。

カナダ高校留学エージェントとして数多くの留学生を見守ってきた私たちですが、Kちゃんのひたむきな姿勢はいつも本当に心を動かされます。初めてのスポーツにも臆せず飛び込み、授業でも好奇心を持って学び続け、ホストファミリーとの生活も一生懸命に築いてきた。その積み重ねがこの6か月の成長として、確かに形になっています。留学エージェントとして、Kちゃんの努力と誠実さを誰よりも近くで見ているからこそ、これからの挑戦がとても楽しみですし、心から応援しています。

リドリーカレッジのサマーキャンプからロッキーマウンテン学区への高校留学と、Kちゃんはカナダ留学の中で着実に自分の道を広げています。これからも新しい環境での学びや出会いを通じて、さらに大きく羽ばたいていってくれることを、私たちLIVEYOURLIFEのスタッフ一同、心より願っています。Kちゃん、これからも一緒に頑張りましょう!
カナダ留学・カナダ高校留学・ボーディングスクール留学・海外留学をご検討中の保護者の方は、ぜひお気軽にLIVEYOURLIFEまでご相談ください。
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩