大学院で学ぶリーダーシップと留学サポートの現実:カナダ留学・高校留学を支える教育コンサルタントの信念

こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にあるカナダ未成年留学専門エージェントで教育・移民コンサルタントをしている代表の西岡彩です。私たちLIVEYOURLIFEは合計13名のスタッフで留学エージェント/教育コンサルティング会社を運営しており、カナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクール願書サポート)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。

私は現在、カナダで留学生のサポートを行いながら、同時に大学院でリーダーシップ学を学んでいます。これまで約20年にわたり、カナダ留学、カナダ高校留学、ボーディングスクール留学、そして大学留学まで多くの学生とご家族のサポートに携わってきました。

なぜ私は「学生を最優先」に考えるのか

― カナダ留学サポートと大学院で学ぶリーダーシップから ―

先日、カナダ大学院の授業で「国際社会におけるリーダーシップの課題」についてエッセイを書く機会がありました。その中で私がテーマとして取り上げたのは、国際教育が時に“教育”としてではなく、“ビジネス”として扱われてしまう構造についてです。

これはカナダに限らず、世界中の教育機関で見られる課題の一つです。多くの高校、ボーディングスクール、大学にとって、留学生は教育環境に多様性をもたらす存在であると同時に学校運営を支える重要な役割も担っています。一方で、その構造の中で、学生一人ひとりの準備状況や精神的な成熟度が十分に考慮されないまま、海外留学という大きな環境の変化に直面するケースもあります。

私はこれまで、カナダ高校留学やボーディングスクールに進学した学生が、最初は不安を抱えながらも少しずつ自信をつけ、自分の道を見つけていく姿を数多く見てきました。同時に、環境の変化や言語、文化の違いに苦労しながら、それでも前に進もうと努力する姿にも寄り添ってきました。

だからこそ私は、留学を「成功させること」だけではなく、その留学が、その子の人生にとって本当に意味のある経験になることを何より大切にしています。

「留学エージェント」ではなく、「教育コンサルタント」として

一般的に「留学エージェント」という言葉が使われますが、私は単に学校をご紹介する立場ではなく、教育コンサルタントとしての責任を持ってこの仕事に向き合いたいと考えています。カナダ留学、中学留学、高校留学、ボーディングスクール留学、大学進学といった選択は、その子の人生に大きな影響を与える重要な決断です。

だからこそ私は、

・今、本当に留学する準備ができているのか
・どの学校、どの環境がその子にとって最も適しているのか
・時には、留学のタイミングを少し待つことが最善ではないか

そうしたことも含めて、長期的な視点で海外留学に関するプランのご提案を行っています。

目先の結果ではなく、数年後に目の前にいる子ども達がが「カナダに来て良かった」「あの経験が自分を成長させてくれた」「自分では見つけられなかった個性と強みをいかせる進路に進むことが出来た」と感じられること。それこそが、本当の意味での留学の価値だと信じています。

大学院で学ぶリーダーシップと、私の仕事の原点

大学院では、多くの課題文献を読む機会があるのですが今週はその中の一つとしてUBC(ブリティッシュコロンビア大学)から出版されているPrinciples of Tsawalk: An Indigenous Approach to Global Crisisという書籍をもとにリーダーシップを学んでいます。

この本では、「すべてはつながっている」という考え方を中心に、リーダーシップとは支配することではなく、関係性に責任を持つことだと述べられています。これはまさに私がこれまでカナダで留学生サポートを行う中で大切にしてきた価値観そのものでした。

教育とは単なるサービスではなく、その子の人生に関わる責任です。

カナダ高校留学やボーディングスクール留学、大学留学という大きな挑戦に向き合う学生とご家族に対して、誠実に、そして責任を持ってサポートすること。それが私の役割であり、リーダーシップだと考えています。

学生一人ひとりの未来に責任を持つ存在であり続けるために

カナダ留学は、英語力の向上だけでなく自立心、柔軟性、そして世界を理解する視野を育てる大きな機会です。だからこそ私は、単なる手続きのサポートではなく、教育コンサルタントとして、学生とご家族にとって最善の選択を共に考え続けたいと思っています。数字や効率ではなく、学生一人ひとりの未来を基準に判断すること。

それが、この仕事を続けてきた理由であり、これからも変わることのない私の信念です。

大学院で執筆したエッセイ全文

今回、カナダの大学院での課題として執筆したエッセイ全文を以下に掲載します。課題の文字制限が500単語と決まっているため全ての問題や思いを書ききることは難しいですがカナダ留学や国際教育に対する私自身の考え方が少しでも伝わると嬉しいなと思います。

【全文】
私が焦点を当てたいグローバル・リーダーシップの課題は、国際教育の商業化です。そこでは学生が学ぶ存在としてだけでなく、収益源として扱われることもあります。これは、グローバル教育システムにおけるより深い関係性の不均衡を反映しています。

Umeek(Atleo)が示したTsawalkの原則は、この課題を理解するための重要な視点を提供します。Tsawalkは、すべてが相互に結びついており、リーダーシップとはバランスの取れた尊重ある関係性を維持する責任を伴うものであると教えています。この視点から見ると、教育は単なる取引ではなく、関係性に基づく責任です。財政的な優先事項が関係性への配慮よりも優先されるとき、教育システムの健全性と学生の福祉は影響を受ける可能性があります。

約20年にわたり留学生を支援してきた中で、私はこのような関係性の不均衡がどのように生じるかを見てきました。多くの教育機関は、財政的な持続性を支える重要な要素として留学生の入学に依存しています。その結果、教育機関の成功はしばしば入学者数や継続率といった数字によって測られます。同様に、教育エージェントも同じシステムの中で活動しており、経済的なインセンティブが学生への進路指導に影響を与えることがあります。そのため、学生が海外での自立した生活に必要な学術的・精神的準備が十分に整っていない段階で進路へ導かれることもあります。こうした状況の中で、学生は慣れない学習環境や文化的環境に適応する過程で、孤立、不安、精神的苦痛などのメンタルヘルス上の課題を経験することがあります。

また、リクルート担当者や教育機関のリーダーが文化的理解を持ち、善意をもって学生を迎え入れていたとしても、教育環境全体が同じレベルで準備されているとは限りません。教師、学校スタッフ、そして現地の学生の間には、文化理解や異文化に対する謙虚さのレベルに差がある場合があります。Tsawalkの視点から見ると、これは関係性における責任の共有がシステム全体で十分に果たされていない「関係的責任のギャップ」を示しています。このことは、パワーバランスの不均衡を生み、留学生が自分の懸念を表現したり、支援を求めたり、安心して所属感を持つことを難しくする要因となります。

Ravenの物語は、リーダーシップとは権威や制度的な地位によって与えられるものではなく、謙虚さ、責任、そして関係性の誠実さを通して築かれるものであることを教えています。国際教育にTsawalkの原則を適用することは、取引的なアプローチから離れ、倫理的で支援的な関係性を築くことを重視するリーダーシップへと転換することを意味します。

このシステムの中でリーダーとして、私は学生、家族、そして教育機関の間をつなぐ文化的通訳者であり、橋渡し役として関係性の責任を強化していきたいと考えています。これには、正直で透明性のある情報提供、安全に対話できる環境の構築、そして関係性の不均衡が生じた際に学生を支援することが含まれます。このアプローチは、尊厳、公平性、思いやりに基づき、教育と対話を通じて人、文化、システムをつなぐという私のリーダーシップのビジョンと一致しています。

Tsawalkの原則を適用することで、グローバルリーダーは、学生を学術的側面だけでなく一人の人間として支える教育システムを構築することができます。それにより、学生が支えられ、尊重され、つながりを感じられる環境が生まれると同時に、学生と教育機関の双方にとってバランスの取れた相互に有益な関係を築くことが可能になります。

【以上】

引き続き皆様、カナダの中学生留学や高校留学、そして親子移住や小学生での留学についてインスタグラムやウェブサイトから沢山のお問合せを頂き本当にありがとうございます!一部家族移住をご希望の方にはデポジット制を導入しながらの留学カウンセリングとはなりますが、必ず皆様に「この会社と出会えてよかった!」と言って頂けるよう真摯にお一人お一人と向き合い、それぞれの生徒様やご家族にとって最適な留学プランや進路をご提案しその後の願書やビザ申請もしっかりお手配して参ります。

私たちはカナダにおりますので留学が始まった時からも更に手厚いサポートで皆さまの留学をサポートさせて頂きます。現在すでに2026年ご入学に向けて毎年50名以上の生徒様の願書申請を行い、私立、公立、ボーディングスクールでの合格が出ております。引き続きしっかり丁寧にカナダ留学のご案内をしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVEYOURLIFE)代表 西岡 彩

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