【インタビュー】カナダ教育移住・バンクーバーの親子留学を実現されたがご家族の体験談

こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にある留学エージェントで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。私たちはカナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクールなど)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。

本日はバンクーバーの現地オフィスに、2024年8月からご家族4名で教育移住を実現されたご両親が訪問してくださいました!今後カナダへの親子留学や教育移住をご検討されているご家族のお役に立てるのであれば、ということでインタビューをさせて頂きましたので皆様のご参考になることを願って今日はお伺いした内容を投稿しております。

カナダに教育移住しようと思ったきっかけ

(お父様)約3年ほど前に仕事が落ち着くタイミングがありこの先どこで子どもを育て家族と一緒に過ごしていくのかを考える時期がありました。東京はすでに10年以上住んでいたし、このまま同じような繰り返しで仕事をしたり子どもに教育を受けさせるのかなと思った時にもしかしたら海外に行くのも選択肢の一つなのかも?と思ったのがきっかけです。
西岡:お母様と海外への教育移住の選択肢についてお話された時はどのような反応でしたか?

(お父様)奥さんは二つ返事で「いいね」という感じでした、二人で話し合った時に海外に行くというのは環境や言語、教育のことを考えても悪くはない選択肢という結論になりました。

西岡:それはすごいですね!海外に子どもも連れて家族と行く、というのは結構大きな決断かと思うのですがお母様は元々海外経験などはあったんですか?

(お母様):実は私は日本の大学を卒業してから6年ほどフランスに住んでいたんです。フランスで大学にも行っていたので実は英語よりフランス語のほうが得意なんです。(西岡:えーーすごい!めっちゃおしゃれ!←インタビューになっていないですが私の心の声が勝手にあふれて口から出ておりました)

(お父様)今後どれくらいカナダに住むかや子どもの進路をどうするかなどは手探り状態ではありますが、子どもがもう少し成長した時に中学生や高校生で一回日本を出ておくというのは大切だと思うので、そういう選択も子ども自身が将来的に出来るように今この年齢で一度家族で行きその環境を整えておくのは大切かなと感じています。

(お母様)子どものこの年齢であれば親が行きたいから連れていく、ということが出来るというのもありました。

西岡:確かにそうですよね!私自身がカナダに移住をした時も子どもとして来たので私と弟はほぼ有無を言わさず親についてきた、という感じでしたが大学生だった兄は「日本に残る」という意志を明確に示していたので教育移住を決める年齢というのも一つの大切な要素になりますね。

海外教育移住をしようと決めてカナダを選んだ理由

西岡:ご夫婦で話し合われ海外への教育移住をお考えになった際、すでに行先の国は決まっていたんでしょうか?

(お父様)その時はカナダに行く、とは決まっていませんでした。初めはネットでリサーチして情報収集していましたがざっくりとその時にカナダ、オーストラリア、オランダ、マレーシアくらいには絞れてきました。その後、友人にも具体的に相談を重ねる中で英語圏で環境的に住みやすそうなカナダとオーストラリアが最終候補として残りました。私の友人にオーストラリア生活が長かった方がいるのですが、その方に相談をした時に「オーストラリアはとても良い国だけれど一つマイナス要素をあげるとすればそれは島国であること。オランダだったら他のヨーロッパの国に行き気が出来るし、カナダもアメリカなどの陸路で繋がっているのでその国だけではなく周辺の国の文化を知ったり視野を広げることが出来る。それを考えると一旦海外に出るということになら島国のオーストラリアより大陸続きのほうが良いのでは」というアドバイスをもらいました。実際に長くオーストラリアで生活していた友人にその話をされて「確かにそうだな!」と思い最終的に海外移住の候補先をカナダに絞りました。(お父様としては今もオーストラリア自体はとても魅力的な国だと思っていらっしゃいます!)

西岡:今のお言葉を音源で全世界に公開したい思いですが!(みんなで爆笑)そういって頂けてありがとうございます、親御様どちらにも1年以上のビザが出たので私もすごく安心しました。海外経験があるからこそ海外の厳しさを知っていらっしゃるご家族にこのように言って頂けることは移民/教育コンサルタントとしてはすごく嬉しいですし自信になります。

それ以外にこれといった苦労はカナダ現地に来られてからもなかったですか?

(お父様)例えばですけど日本の住民票はどうしたらいいか、仕事は、税金はとかそういうことは今も手探り状態ではあると思います。こういったことはケースバイケースだったりそれぞれの家族が最終的に決めることなのでそこまで詳しい情報や事例も出ていないので。ただカナダ生活自体は車もすぐに買えたし、探せば日本のものもある程度なんでも手に入るしそこまで困ったなということはないですね。

(お母様)そうですね、生活日用品などもどこで買えばいいかな?ということも最近はだいたいネットやSNSで情報が探せるのですごく便利だなと感じています。カナダの人は本当に優しくて特に人種差別的なことも感じないですし生活はしやすいと今は思っています。

(お父様)あとはやっぱり日本だとある程度のことは何でも想像できるし、学校の案内やシステムなども全て分かっていることが前提で生活していましたがカナダに来ると、学校からのお知らせ一つにとっても「これはなんだろう」「こういうことかな?」と少し想像もいれながら体感50-60%くらい理解している感覚で生きているような感じですね。これは学校に聞いてもいいかな?これはカナダでは普通なのかな?みたいなことはあるので困っているといえば困っているのかもしれないけど、それがあまり気にならずそのままふわっと生きていけるのももしかしたら海外生活の魅力というか、肩の力を抜いて生活していけるということなのかもしれません。

(お母様)そうですね、学校でも急に「ORANGE SHRIT DAY」と言われても何それ?!となりますしお弁当は何を入れたらいいのかな?とかスナックはどんなものかな?とかそういうのはいつも思いながら生活をしています。でも確かに本当に困ったということは全然なく生活出来ていますね。フランスでは色々と大変だったのでカナダの住みやすさを実感します。西岡さんのインスタのお弁当とか小学校の情報とかすごく参考にさせてもらっています!

西岡:うわーありがとうございます!これ誰が見てくれてるんやろうといつも思っていたので実際に参考にして頂いていると教えてもらったらすごく嬉しいです。これからも更新頑張りますね!(お母様、毎回ストーリーなども全てチェックしてくださっていて感動です・・・)

日本からカナダの小学校に関するリサーチ】

西岡:日本からカナダの小学校の情報など見つけることは出来ましたか?

(お父様)いや、中学校や高校になるとあるのですが小学校の細かい情報まではなかなか見つけることは出来ませんでしたね。西岡さんとの面談と自分たちが下見をしてみてここが良いな、という学区やエリアはありましたので面談でその地域の中の細かいエリアごとの簡単な特徴を教えて頂いたり、あとはホームページを見たりしながらこういう感じなのかな~という想像をしていた感じです。

もちろん出来れば全ての学校を見学など出来たら良いのだと思うのですが、公立は見学なども出来ないということを教えてもらっていましたしそれにすべてを見て回って決める、というのも不可能に近いと思っています。

西岡:これからカナダに教育移住をしようと思っているご家族にお子様の学校について何かアドバイス出来ることはありますか?

(お父様)日本から来る前は、現地の良さだったり教育システムなども全然把握せず「日本・東京」マインドで色々質問をしたり不安に思うこともあります。ただこちらに来てみると受験、偏差値などそういうことでは語りつくすことが出来ないカナダの良いところ、学校の文化などもあるのであまり不安に思わずある程度信頼しているエージェントの方が教えてくれた情報を頼りに決めていけばよいと思います。カリキュラムとか進学率とかそういう日本では当たり前に100%調べ上げてから決めるぞ、という考え方は一旦しまって子どもと一からカナダの教育の良さを一緒に学んでいこうか、というくらいの考え方で十分だと思います。

(お母様)本当にそうですね、私はまだ子ども受験だったり大学進学のことなどを考えて不安になることはあります。算数は簡単すぎないかな?とか計算ドリルとか何かを記憶していくではなくもっと想像力を養うような教育がカナダでは主流だと感じているので、自分の中の教育に対する信念だったり日本での考え方とのギャップだったりはあります。それは今後節目節目で西岡さんにもカナダの中学や高校留学の良さ、学校をお聞きしたり日本に帰国するならどういった教育をカナダでしていけばよいのかなどご相談させて頂ければと思います。

西岡:もちろんです!今までカナダに教育移住されてお子様が中学生くらいで日本に帰られたケースのお話や体験談もありますし、今カナダの中高校留学に来ている子たちがどのような教育を受けて、どう受験戦争に巻き込まれない形で優秀な大学に進学していったかなども沢山お話できればと思います。

教育移住中にカナダでやってみたいこと

西岡:最後に現在はカナダに滞在されて数か月目というところですが、教育移住1年目にやってみたいなということはありますか?

(お母様)私は旅行に沢山行きたいです!イエローナイフでおーお等もみたいし、近いところだったらウィスラーなど。あとはロッキー山脈やモントリオール、トロントのほうなど行きたいところたくさんあります!

(お父様)自分としてはもう一回親も英語をゆっくり学んでみたいな、とか仕事もカナダで出来たら面白そうだなとか色々考えることはありますが、まずは子どもとカナダの自然を満喫してみたいですね。スキーにいったりキャンプをしたりアウトドアアクティビティに色々挑戦したいと思っています。

(お母様・お父様)カナダに来て今すぐ帰りたい!ここでは無理!とかそういうことは全然ないのでまずは1年様子を見て今後の家族としての動き方も考えつつ、カナダの生活に慣れていくというのが目先の目標です。子どもは学校や習い事など日本ではガチガチのスケジュールで固められた生活を送っていたので、まずはちょっとゆっくり過ごさせて家族で時間を共有したり、カナダで少しずつ交友関係を繋げていったり、余裕・余白のあるカナダライフを楽しみたいと思います。

-インタビューは以上となります-

ご協力頂いたご家族への御礼のメッセージ

お母様、お父様。この度は貴重なお話を沢山聞かせて頂きありがとうございました!これからカナダや海外への教育移住や親子留学をお考えの方にも非常に参考になる内容でしたが、私にとってもお客様からこのように具体的なお話が聞けてすごく有意義な時間となりました。

このインタビューの後は3人でランチに行かせて頂いたのですが、そこではざっくばらんにご家族のお話をお聞き出来たり、お子様の今後の進路だったりカナダでの夏休みの過ごし方、習い事、お子様が成長した時に中学や高校留学を継続した時の学校やプログラムについてご案内することも出来ました。私の子ども達とも年齢が近いので、それぞれのグレードでの小学校の過ごし方だったり一般的な育児の悩み、たわいもない子ども達の話しなどもすることが出来てすごく楽しい時間でした!

約1年半ほど前だったかと思いますが私はこちらのご家族からお問合せを頂いたときのこと、面談をした時のことをすごく鮮明に覚えていて自分がどこにいて面談をしていたかも全て思いだすことが出来ます。「このご家族のサポートをしたい「この方たちの役に立ちたい」と一目会った時から一瞬で思わせてくださるような素晴らしいご夫婦なのですが、お人柄が素敵ということだけではなく私に対してのリスペクトのようなものをいつも感じさせてくださるところに私は常に感謝の気持ちを持つことが出来ています。

私はお金をもらったからとりあえず仕事しますね、のスタンスが大嫌いなので自分を頼りにしてくださった方々には100%の力で向き合い、出来るだけの情報を提供しまた、お手続き関連の仕事もスタッフ全員で丁寧に仕上げていきたいと考えています。

だからこそ、お客様側からも「信頼しています」という思いが感じ取れるとすごく嬉しくてそれがまた今日も1日頑張ろうという心の糧になります。教育移住や家族移住、そして未成年留学など子どもが関わる選択というのはご家族のなかでも一番大切なことだと私自身が実感しておりますので、私からお客様、そしてお客様から私へいつもそこに信頼と感謝があるような関係が作れれば子ども達にとっての最善を提供出来ると信じています。

引き続き、微力ながら私たちを頼ってくださる皆様のお力になれるよう頑張ります!T様ご夫婦、本当に本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い致します。

ご家族から頂いたカナダ教育移住・日常写真

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩

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