こんにちは、カナダ・バンクーバー現地にある留学エージェントで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。私たちはカナダの未成年留学(小学生高学年以降から中学留学、高校留学、ボーディングスクールなど)と親子留学・カナダの教育移住の専門アドバイスを提供しています。
5月はゴールデンウィークにあわせてカナダの高校の下見留学や、現地視察に来られるご家族もいらっしゃり日本の親御様や生徒様と時間を沢山過ごすことが出来ました。弊社の留学アドバイザーとも交流を深めて頂き「来年からのカナダ留学本当に安心で楽しみです!」という有難いお言葉を頂いております。
公立学区をいくつか視察されたお母様より、視察後にカナダ高校留学の願書申請についてご質問を頂きこれは皆さんも疑問なのでは??という内容でしたので今回はメールカウンセリングの一部を掲載致しますね!
もくじ
人気のカナダ公立学区の出願難易度はどれくらいですか、留学生の合格基準の一番重要なポイントは何になりますか。
カナダの公立学区の中学校または高校留学は平均的に考えても英語力を問われないことが多く出願や合格の難易度はそこまで高くはない印象です。ただ人気の学区や学校はすぐに埋まってしまうことがありますのでどれだけ早めにカナダ留学準備を行い願書の提出が出来るかが限りになるケースも多いです。
公立の学区願書受付が始まってすぐに願書を出せば一応希望校は3つまで出せるのですがだいたい第一希望が
通ることが多い印象です。学区にもよりますが通常は9月末頃から10月中旬に受付開始することが多いです。
公立高校ですので成績は5段階中3.5あれば受け入れ自体の心配は必要なくなることが多く、ウェストバンクーバーやノースバンクーバーなど都市部の人気学区での留学生の受け入れポイントはやはりある程度平均以上の成績を取っている、むやみに遅刻欠席が多くない、あとは推薦状の中身などにもよりますが一般的に良い子です、学校生活頑張っていました、という内容であれば公立で不合格になった生徒さんは今のところいらっしゃいません。
公立学区で留学生の合格の倍率はどのくらいでしょうか。
そうですね、カナダの公立学区の合格率は倍率では出ませんが願書を出して合格する生徒さんが比較的高い印象です。第一希望の学校に行けるか、となると早めに願書を出せば7-8割の生徒さんは希望のところに行けている印象です。なにかしらの理由で第一希望は他の生徒さんに枠を取られたりすると第2希望くらいまでで決まることがほとんとです。やはり願書の時期などがとても大切になってきます。都市部ではなく少し郊外、地方の学区になりますとホームステイの受け入れ枠が多いということも理由で翌年の春くらいまでは願書受付しているところも多いですし、やはりどの公立学区を狙っていくかで少し留学願書の戦略は変わってくるかと思います。
願書申請時に英語のテストはありますか?
英語のテストは現在ウェストバンクーバー学区は卒業希望の生徒さんのみG10合格でIELTS4.0、英検2級合格を証明する必要がありますが、そのほかの公立学区は通常英語テストのスコア証明提出などは必須ではありません。
いくつかの公立学区を受験したほうが良いでしょうか?
カナダではあまり併願で色々な学区を受ける、ということは一般的ではありませんので留学カウンセリングを通して一番行きたい目標の学区と学校を決めておきそこで合格する用に専念するのがお勧めです。第一希望をA学区のこの学校、第2希望はB学区のこの学校、というように学区をまたいで願書を出すことは出来ません。それを希望する場合は一つずつの学区にそれぞれ願書を出して願書金の支払いを行う必要があり、学区ごとに必要書類なども変わってきますので一つの学区分で全部の学区に願書を出せるというわけではありません。万が一どうしても行きたい学区の学校に行けなかった場合、その結果を受けて別のカナダの公立学区に願書申請を出す生徒さんはたまにいらっしゃいますのでもちろんそういったご要望もお受けしております。
以上となります、公立学区での中学留学や高校留学をお考えのご家族はぜひ参考になさってください!いつもお読みいただきありがとうございます^^
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩