カナダ留学2023年9月~12月の体験談:Saanich School Districtの高校に転校したMちゃん!Stelly’s Secondary Schoolでの高校生活について教えてもらいました!

こんにちは、カナダのバンクーバーにある教育・留学エージェントで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。

本日は、2022年9月カナダ留学でパウエルリバー学区(旧Powell River School District/現qathet School District)で
充実した1年間を過ごしたのち、もう少し都会の側面もあるエリアですごしてみたいということでサーニッチ学区(Saanich Schools)への転校を決意したMちゃんの面談記録です。

こちらからパウエルリバーでのご様子もご覧いただけます。

カナダ高校卒業留学:1学期(9-2月)の月別レポート&成長記録!日本の高校で取得した単位がカナダでどのように単位認定されたかなどについても情報満載 – カナダ・パウエルリバー学区(公立・ブルックス高校)

しっかり者で、信念をきちんと持っていながらも、頑なにはならないフレキシブルさもあるMちゃん。
サーニッチ学区ではどんな生活を送っているのでしょう?是非ご覧ください^^

お名前:Mちゃん
学年:Grade12(17歳よりご入学)
期間:2022年9月からPowell River School District (現qathet school distirict)⇒2023年9月よりSaanich Schools (サーニッチ学区)
滞在先:学区手配のホームステイ
履修中のクラス:Social Study11(社会), Psycology11(心理学),Chemistry12(化学),English11(英語)

2023年9月

サーニッチ学区(Saanich Schools)での通学が開始となりましたが
現時点での印象としては、パウエルリバー学区(旧Powell River School District/現qathet school district)よりも留学生や友達がさらに楽しく、
パウエルリバーはフランスやドイツからの留学生が多かった印象ですが、サーニッチ学区ではチリやスペイン人などのラテン系も多く、また町も都会的要素があってちょうどよいと感じているご様子でした。

ホームステイ先のシェアメイトがブラジルからの留学生で、
その子がフレンドリーで仲良くなったので、その子の友人ともつながることができ
チリ、スペイン、ドイツ、ブラジル、台湾からの留学生とすでにお友達になったんだとか。

今学期の授業は
Social Study 11
Psycology11
Chemistry 12
English 11
となっております。

Social Studyの時間はもともとArt11が入っていたのですが
Art12をセメスター2で取っているので、今回はSocial Studyに変更しました。
今は世界史について学んでいてプレゼンの作成などをドイツ人留学生とペアになって行っているのですが
第二次世界大戦などは日本とドイツにとっては負けた戦争で、日本で習っていた目線とはまた違う目線で歴史を学べるのが興味深く感じているご様子でした。

Psycology(心理学)は今はグループに分かれて、過去に行われた有名な実験に対して倫理的なものであるかどうか話し合ったりなどしているそうで、
これからだんだんを難しくなっていくでしょうけど、自分の生活にもつながる内容なので数学などの教科と比べると理解もしやすくて楽しまれているご様子でした。

絵が得意なMちゃんですが、今年はアートクラブの開催がないそうで、ボランティアができる部活に参加することにしたということでした。

ホームステイ先では上述のブラジルからの留学生と一緒にいることが多く
一緒に部屋で話したりしていて、今までの留学生同士はこんなに仲良くなかったとマザーに言われたくらい仲良くなったそうです。
またホスト先の子供たちも就寝前に必ずお休みと挨拶に来てくれて「とてもかわいいです」とおっしゃっておりました。
食事も手の込んだものが多く、全部おいしいそうです。
(先日は日本のラーメンと称してスープから作ってくれたそうです。日本のラーメンではなかったそうですが(笑)、おいしかったということでした。)
飼っている犬がまだ成犬ではないため、あまがみをしてくることがあり、それがちょっと嫌だと感じている様子でしたが
犬もそのうち落ち着いてきてじゃれなくなってくるでしょうし、それ以外のことは問題なさそうなので良かったです。

Stelly’sでは校庭に大きなロッククライミング用の設備があるのですが
Stelly’sの生徒であれば3-4時まで無料で使用ができるそうで、早速小さいほうのロッククライミングにチャレンジして楽しかったと仰っていました。

開始早々お友達もできて、楽しくすごしている様ですし、良いスタートが切れている様で安心致しました。

 

以前Powell Riverに訪問した際の弊社の生徒さんたち。

10月

少し体調を崩してしまったMちゃん。
授業中にめまいがしたり、震えが止まらなくなったそうですが、
学校がすぐに病院に連れて行ってくれて診察してもらったところ寝不足と脱水が原因だったそうです。
(このころ、弊社のスタッフもちょうど同じ症状がおき、同じことを言われていたので驚きです!)

ご本人としては確かに化学のテストがあったので
2日間ほどテスト勉強で夜遅くまで起きていたことはあったけど
特に大きく変わったことをしたわけではなくいつもの生活といった感じだったので驚いたそうです。
お水なども昨日から意識して取るようにしているということでした。

周りのお友達もみんな心配してメッセージをくれたり、
荷物を家まで持ってきてくれたのがうれしかったと仰っていて
こういう時の人の優しさって身に染みますよね。また学校も早急に対応してくれて本当によかったです!何千、何万という生徒さんを対応してきているので、このような事への対応はさすが、慣れています。

現在の各教科のテストや課題のパーセンテージが確認する機会があったそうなのですが
化学が一番よくて、もともと日本でも苦手だった社会と、文章系が多い英語は難しいしあまり楽しいな、と感じない内容だったりするそうです。
サイコロジー(心理学)は普段の生活に携わっている内容なので、興味深いと感じているようです。

部活として参加しているボランティアの活動では、
ハロウィン用のスィーツやスナックを近所の人に用意しておいてもらえるように友人と一緒に各家にフライヤーを配りに行ったそうで、
ハロウィン当日は簡易版の仮装としてTrick or Treatをしに行くのだと思います。

ホームステイではブラジルからの留学生とか変わらず仲良いのですが、
Mさんはもともと一人の時間も大事にしたいタイプで、その生徒さんは常に一緒にいたいタイプなので
ちょっとした想いの違いでやきもきすることはあるご様子でしたが、根本の部分では仲が良いでしょうしうまい距離感で関わるようにお話しております。留学生活は何事もなく過ごせたらそれはそれで良いのかもしれませんが、周りの人とのすれ違いや衝突、想いの違い、感覚の違い、文化の違いなどから感じる心のひっかかりというのは避けて通るのは難しいもの。それを自分の気持ちの中で譲れない部分と育ってきた環境が違うので仕方ないと捉える範囲のどこまでの線を引いて過ごすか、というのも今後の人間関係のための社会勉強にもなりますね。

11月

11月前半に体調がよくなく風邪を引いたと思ったそうですが、テストの前日には
テスト範囲の説明があるので、学校に行き、次の日のテストも受けたそうですが
検査をしたところコロナ陽性だったそうで、土日をはさみ、月曜も学校をお休みし火曜から復帰したということでした。
その時は少し辛かったそうですが、今は体調も戻り大丈夫だそうです。

学校では今学期の中間成績が出たのですが、さすがMちゃん、オールAでうち3教科は90%以上で、どの教科も評価が良かったです。

一番苦戦したのは、社会(Social Study11)で、社会の授業はもともと日本でも苦手で、日本語でも意味が分からないなと思うことがあったそうですが
カナダの政治を英語で勉強するとなると「何の話をしているのかよくわからない」ということでした。
ただ、テストは暗記系だったので結構良い点が取れたそうです。

サイコロジー(Psycology11)の授業は相変わらずおもしろいそうで
先日、1週間は赤ちゃんについて勉強する単元で、赤ちゃんの写真がついた、赤ちゃんの実物大の砂糖が入った袋をお世話するという内容のものがあったそうです。
学校ではもちろんのこと、モールなどに行くときにも連れていく必要があり、外で写真を撮って学校に送ってきちんと連れて行っているかの証拠を残さなければいけないならず、
「赤ちゃんが泣いたときにどう対応しましたか?」「初めてしゃべったときにどう感じましたか?」などに回答する、という授業内容だったそうです。
モールへの移動中のバスなどで、周りの乗客からなぜそれを持っているの?と聞かれることもあり少し恥ずかしかったそうですが、
この授業内容を通して赤ちゃんを育てる大変さとともに、化学の授業で実験などをする際に赤ちゃんは連れていけないので、他の生徒さんに預けなければいけないのですが
預ける生徒さんによって反応は様々で、きちんとお世話してくれる生徒さんもいれば、投げて遊んだりする生徒さんもいたので、
これはあくまで砂糖の袋ではあったものの、本当の赤ちゃんだったらきっと預ける人によっては心配になることもあるだろうなと感じたそうです。
なかなか興味深い内容の単元だったのではないかな、と思いますし、赤ちゃんを育てる大変さと喜び両方とも感じていただくことができたのではと思います。

12月

冬休みに入ったので、学校の仲の良いお友達とお泊りあいっこをしているそうです。
本日はお友達がMさんのホームステイ宅に来ていて、これから寿司パーティをする予定ということでした。
チリ人、台湾人、ベルギー人と国籍豊かなお友達と交流が持てているようで各国のお友達ができ充実したサーニッチエリアでの留学生活になっているのではと嬉しく思います!

クリスマスのあたりではイルミネーションを見にビクトリアのブッチャードガーデンに行ったそうです。
人が多かったです~、とおっしゃっていましたが、写真も送ってくれてとてもきれいなイルミネーションをホストと楽しめたのだと思います。

冬休み前の学校は最後の2週間はテストや宿題が重なる日々だったそうですが
難しい物でもなかったので、特に問題なく冬休み前の学校生活を送れていた様です。

来学期で履修予定の授業は、English12、Pre-Calculus12、Career Life Connections12、
もう一つはアートになっているそうですが、生物が面白いので生物に変更予定だそうです。(現在ウェイトリストに入っているということでした。)

ホームステイ先でも変わらず良い時間を過ごせているそうです。ホストファミリーは変わらず優しくて、昨夜、「明日は寿司パーティを友達とする予定」と伝えたところ
今日寿司の食材を買ってきてくれたそうです。お寿司パーティ、楽しみですね!!

 

 

担当アドバイザー
パウエルリバー学区は良い意味で田舎といった感じでホストファミリーとハイキングをして
キノコの写真を沢山とったりしたり、カヌーをして楽しんでましたが、サーニッチ学区はもう少し都会なので
お友達をも集まりやすそうですね!それぞれの学区の良さを味わえたのではと思います。
Mちゃんは2024年6月に卒業予定ですので、最後までMちゃんらしく、自分の時間も大事にしながら
走りぬけていってもらえたらと思います!

 

AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩

 

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