カナダ高校卒業留学:2学期(2-5月)の月別レポート&ダンスが大好きで授業でも部活でも参加している生徒さんのお話- カナダ・ビクトリア学区(公立・マウントダグラス高校)

こんにちは、カナダで教育・移民コンサルタントをしている西岡彩です。カナダ・バンクーバーの現地オフィスから皆さんのカナダ全土の中学、高校留学サポートを行っています。

今回は、以前にバレーダンスを習ったことがあり、ダンスが大好きなKちゃんのお話です。Kちゃんは最初はラングレー学区のLangley Secondary Schoolに通っていましたが、ご自身のやりたいことや目指すものを考えて2022年9月からビクトリア学区のMt.Dauglas Secondary Schoolへ転校を決めました。選択授業でもカンパニー(部活)でもダンスを選んだKちゃんのリアルな活動をメインに、学校生活の様子もお伝えできればと思います!

(下記はKちゃんを担当しているアドバイザー目線で内容をまとめています)

お名前:Kちゃん
学区:ビクトリア学区(マウントダグラス高校)
学年:Grade 11
期間:卒業目的の高校留学(2021年4月*から2024年6月)*コロナの影響でクオーター制が取り入れられていた際のご入学でした
滞在方法:ホームステイ

セメスター2(2月)

2022年の9月からラングレー学区のLangley Secondary School(以下LSS)からビクトリア学区のMt.Dauglas Secondary School(以下Mt.Dauglas)に転向したKちゃん。Mt.Dauglas Secondary Schoolでのセメスター2が開始しました。

前月の1月の時点で、コースセレクションがあり卒業必須科目のScience11として認められるEnvironmental studies11とLife Science11どちらを選択するか悩んでいましたが、きちんと学校のISPカウンセラーにも相談するようにアドバイスをし、きちんとご自身で確認ができたようです。(弊社ではこのように、コースセレクションの際に出てくる悩みや、生徒が見逃してしまっていることがあれば、「こうしてみるのはどうかな?」とアドバイスもしております。最後に行動を起こすのは自分自身ですし、他力本願な留学生活は実を結ばないですが、生徒様が悩んだ際やわからないことがあれば、アドバイスしたり背中を押したりしております。)

Environmental studiesの方がファイナルのテストがないということでEnvironmental studies11の方を履修することに決めた、ということでした。結果、今学期のクラスは以下の通りに。

ブロックA:Dance11

ブロックB:English10

ブロックC:Food11

ブロックD:Environmental studies 11

Environmental studiesは開始したばかりということもあり、慣れ親しみ始める前のアイスブレークといった感じで、木の種類を見つけに散歩をしたり、グループワークでディスカッションしたりなど、難易度も高くなくこなせているということでした。卒業必須単位のScience11として認められるので、今後難易度が上がっていく可能性もあるかと思いますが周りのクラスメイトや先生に助けてもらったりしながら、パスに向かって頑張ってもらえたらと思います。

FOODのクラスではLSSの時のフードのクラスは常に調理実習という感じでしたが現在の学校では料理や機材、衛生面での安全についての勉強などもあるので、4割は机勉強、6割は料理といったバランスだそうです。もう少し料理が多いことを期待していたみたいですが、ちょうどリッチモンド学区に通う生徒さんがフードのクラスで料理、機材、衛生面での安全の部分はテストがあってそれに合格しないと調理実習に参加できないこともあったよ、とお話したところテストがなくてよかった〜とほっとされているご様子でした。(笑)

English10はELLの時の先生と変わらないので、授業の難易度的にも問題なくついていけているみたいです。

授業でも部活でもダンスに参加しているKちゃんの最近は「ダンス漬けの毎日」だそうで、お昼や放課後に練習に励んでいるそうです。面談の日の夜(7:00-9:00)に学校のジムでダンス発表のイベントがあるため、今まで練習が多い日々を過ごしていたということでした。先生や他の生徒も見に来る機会だそうで、練習もたくさん頑張ったみたいで、自信のほどは?とお伺いしたところ「ないわけではないです!」と元気に回答してくださいました!

前列の一番左がKちゃんです。

 

 

ビクトリア学区に転校してからも順調にお友達ができたKちゃん。週末には日本人、トルコ人、ドイツ人のお友達と一回行ったことがあるボードゲームカフェに行く予定だそうで、順調なセメスター2の始まりですね!

セメスター2(3月)

来月4月中旬くらいに各高校が集まりダンスのイベントが行われるそうです。授業の方のダンスからは3-4曲、カンパニー(クラブ)の方では2曲ほどKちゃんも踊るそうでほぼ毎日練習しているということでした。振り付けを覚えきるまでは大変ですが、一度覚えれば楽しいということで充実したダンス漬けの日々を過ごしている様子でした。

 

学校も今週末から春休みになりますが、授業も特に問題なくこなせている様です。English10も今のところ問題なくついていけているみたいですし、Kちゃんが提出したWritingがクラスで一番良かった、と先生に褒めてもらえたそうです。Writingが一番苦手なので驚きもあったそうですが、英語力も順調に伸びているんだろうなと感じました。

Visit Japanの登録やPCR検査の結果の印刷など説明をしましたが、すでにVisit Japanも登録を少し進めていてPCR検査の印刷もすでに完了しておりましたので、紅音さんも日本とカナダの行き来が慣れてきたご様子で、こういったことにも成長が感じられて嬉しくなります。

セメスター2(4月)

春休みが終わり、Kちゃんも日本から再渡航しました。ビクトリア学区に通学中のKちゃんは日本からバンクーバー国際空港を経由してビクトリア空港に向かいます。(ビクトリア学区では、基本的にはホストファミリーが空港⇆ホームステイ間の送迎をしてくれるので、Kちゃんも自身でホストファミリーとやり取りをして迎えに来てもらいました。)

学校が再開して1週間ほどですが、授業の方は特に変わりないそうです。

ダンスの発表が4/25-27にあるので、帰国後早速ダンスの練習を再開させていて毎日ランチと放課後の時間に練習を頑張っているそうです。ダンスの練習を通して、カナダで過ごす生徒さんは、日本人と異なり良いことも悪いコトもすぐに言うのでダンスの練習中も「今のはこうだよ。」とか「もっと足をあげてね。」と言ってくれて、ダンスのクオリティが良くなるスピードが速く感じるということでした。

 

Grade12の生徒さんがダンスがうまい人ばかりなので、いろいろと教えてくれるそうです。カナダの生徒さんは貫禄がある人が多いので、オーラだけみると少し怖く感じるそうですが「個別で話かけると普通に優しいのでもっと話かけてみます!」ということで、今後も関係が徐々に深くなっていくのではと思います。

セメスター2(5月)

学校では中間成績が出て、Environmental studies11はC判定かなと思っていたけど79%のB判定だったそうです。English10は68%でC判定で、今の所パスには問題ないですが、ご本人としてももっと頑張れたなと思うところがあったそうで残りの期間でBを目指せるようにしたい、ということでした。FOOD    とDANCEはA判定だったそうです。先月ダンスの大会が3日間あり、授業でのDANCEではなく、カンパニー(部活)の方で賞を受賞し、先日はUVic(University of Victoria)に招待されて、ダンスを踊る機会があったそうです。ショーの後日、熱を出して2日間くらい寝込んだことくらい完全燃焼したようです。(ちょうど3連休中だったのでゆっくり休んで療養ができたようです^^)授業での成績をキープしながら、部活もバリバリやって、本当にお疲れ様でした!

カンパニーのダンスの方でフレンドリーなベトナムの生徒さんがいてよく話しかけてくれるうちに仲良くなったそうで、お電話面談した際にもちょうどその生徒さんとタピオカを飲みに行く途中ということで、楽しそうなお声が聞こえてきました。ダンスでの活動を通して、この様に一生のお友達ができることもあるので、やはり体を動かす部活や授業は有効ですね!

そんなKちゃんは今回の活動を通して、ヒップホップよりもジャズが好きというのに気がついたらしく、次のセメスターでもジャズの方のDANCEのクラスに希望を出す予定ということでした。

またカンパニーの方は今後も継続予定ということでしたので、今後の活躍も楽しみだなと感じました。本当にずっと「楽しかったです!」とおっしゃっていたので、練習は大変なこともあったかと思いますが充実した時間を過ごせたようで弊社も嬉しく感じました。

 

 

 

担当アドバイザー
ビクトリア学区に転校してから約1年、ダンス部に所属し約半年が経とうとしています。ラングレー学区での高校生活も生活も楽しんでいましたが、ビクトリア学区に移動して好きなダンスを始めることができるようになってから、さらに活き活きと過ごしているように思います!最初は、ダンス部の人たちとは活動を通して以外、挨拶程度で話す機会がないとぼやいている日々もありましたが、活動を通してローカルの生徒・留学生みんなで仲良くなれた様子は写真からも伝わってきて、嬉しく思います。本文にも書いてある通り、やっぱり体を動かす活動は言語や文化の壁をぶち破るエネルギーをくれる気がします。私も今高校留学できるならダンスかなぁ、バスケかなぁ、なんて考えながら生徒さんとお話するのも楽しみの一つです。(笑)Kちゃんいつもいろんなお話を聞かせてくれてありがとう!
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