私は2011年大学四年生の時、留学アドバイザーとしての西岡彩さんに出会いました。西岡さんとの出会いは私にとって人生の大きな転換期となる大切な出会いの1つでした。
そして今でも何かの拍子にその時のことを思い出しては励まされています。私が今回書かせていただく文章の中でお伝えしたいのは、大切な選択の時良いメンターを選ぶ重要性と、良いメンターとの出会いはその選択の瞬間だけでなく今後あなたが生きていく中でも支えの軸になるということです。
カナダ留学に向けて・コーチとの出会い
私は2012年から今まで8年強、カナダはトロントで生活しております。始めは留学生として入国し、その後縁あって日本企業のバイヤーとして働くことになりました。現在はその企業の現地サイドでの責任者として日本トロント間を往復して働く日々を送っています。
9年前21歳の時に決めたカナダ留学の選択は、私にとって人生で1番最初に自分自身で本気で決断することを迫られた人生の岐路でした。当時大学四年生で同級生達は皆翌年から就職するという状況だったので、そのタイミングで海外に行こうというのは自分だけだったのを覚えています。その決断に対して根拠のない自信があったのも事実ですがそれでも周りの友人たちと違う道を行くというのは当時の私には確実に不安の残ることでありました。西岡さんと出会ったのはそんな時でカナダ留学に関わる相談から全てのサポートをして頂きました。
多数から西岡彩を選んだ理由
今回この文章を書くにあたって当時のメールのやり取りを見返していましたが
西岡さんの言葉にはいつも相手の考えを否定しない包容と、その上で自身の実体験から考え抜かれた説得力があります。私が数ある留学アドバイザーの中から西岡さんを選んだのは、西岡さんのそういった人柄によるものでした。
1番覚えていることとして、ある日私が留学費用を全て自分で賄うために当初予定していたカナダへの渡航時期を半年後先へ伸ばしたいと考えていると相談した際、西岡さん自身は現地での大学費用を全て自分で用意したけれど今思えばそれだけが正しい考え方ではなかったと、当時の西岡さんが自身の過去を振り返って自分が過去に下した選択とは違う選択肢を1つの提案として私に示してくれたことがあります。
結果私はその意見を参考に再度考え直した後、当初予定していた渡航時期にカナダへ渡ることを決断しました。自分の下した選択だけを正しいと主張する事は容易いですが、西岡さんには自身の経験を踏まえた上で、それぞれの相談者に対して相応しいと思う提案ができる冷静な客観的視点があります。そういう人柄を見て西岡さんを選んだ私の判断は間違っていなかったと今でも信じています。
選択に溢れた人生を生きる中で
私たちの人生は選択に満ち溢れています。 余談ですが、「決める」という意味の英単語「decide」の語源はde(離す) +cide(切る)の組み合わせで=「他の選択肢を切り離す」という意味からいていると聞いたことがあります。
数ある他の選択肢を捨て1つを選ぶのは非常にストレスフルで怖いことであります。しかし私は留学を決断する一連の経験の中から、難しい決断を超えた先では
必ず自分と同じような志を持った友人を得ることができるということを学びました。私たちが今突き当たっている決断が困難であればあるほど、それを抜けた先には必ず今以上にあなたのことを理解してくれる人たちとの出会いが待っているはずです。
そして、あなたが心から理解し合える人たちが周りにいるという状態こそが、
人生において最も必要なことの1つだと私は思っています。
9年前に留学を決断してから現在までを通して私は数多くのかけがえのない友人を得ることができました。そしてそれは大げさでなく確かな事実として西岡さんとの出会いがなければ叶わなかったことです。先ほど述べたように仮に私が当時半年後に留学時期を伸ばしていれば、私がこの8年間で出会った友人達には確実に出会えていなかったでしょう。
留学コーチへの感謝の思い
それらの事を全て含めたこの8年間の私に与えられた経験に対して今回こういう形で、ささやかではありますが西岡さんの事業に関わることで恩返しができたこと非常に嬉しく思っています。
最後に、私もこの文章を今読んで下さっている皆さんに負けないように今後も色々と頑張っていこうと思います。ご拝読頂きありがとうございました。
写真は昨年2019年にトロントで出会った友人達と2週間かけてオンタリオ〜ブリティッシュコロンビア間を横断した際に撮影したものです。実は最終目的地のバンクーバーでは西岡さんに2011年から8年ぶりに再会することができました。
白岩和将
30歳会社員、同志社大学法学部法律学科卒
AN WESTHILL EDUCATIONAL CONSULTING(LIVE YOUR LIFE)代表 西岡 彩